愛犬2匹が高齢化するにつれ医療費や保険代など、ペット費用が多大にかかります。
家計を見直して子どもの教育費などを捻出したいです。

藤沢市・Sさん(30歳)
藤沢市・Sさん(30歳)
秋山友美
秋山友美

全体的に少しずつ見直して
妻の収入増も検討を

ペットにかかる費用は、中型犬1頭で年間30万円というデータもありますが、老年期になると、医療費などの増加で当然金額も増してきます。
Sさんの家庭では2頭分のペット費用が年間80万円かかっていますので、確かに負担感は大きいですね。

ペットの費用はこれだけかかるものと諦めていませんか。
医療費などは節約するのが厳しいと思いますが、消耗品関係は買い方の工夫で節約できる部分もありそうです。
Sさんの家の光熱費が高いのもワンちゃんのためのエアコン代などではないでしょうか。
節約金額は小さいかもしれませんが、電力会社やガス会社など、使用時間に合った会社に変更を検討してみてください。

家計簿からはペット関連費以外に特筆してどこが問題というところはありませんが、全体的に少しずつ見直すことは必要でしょう。
例えば食費と日用品を合わせて9万円に、通信費を見直して1万2000円にするなどは、目標額を決めればクリアできそうです。

今後の教育費増を考えると、最低でも現状の貯蓄額は維持したいところです。
ゆくゆくは妻の収入増を目指すことも検討してはいかがでしょうか。

秋山 友美

ファイナンシャル・プランナー。
CFP(R)(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。
「家計コーチ」代表。

藤沢市に開設した「湘南おかねの相談室」を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチなどを行い、ライフプラン・住宅取得・資産運用などの講師としても活動中。

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