えのすい」が教えてくれる

相模湾食べられる魚のお話

キラキラしたマイワシの魚群

“えのすい”で一番大きな水槽、相模湾大水槽でくらす小さな魚「マイワシ」。
約8000匹の大きな群れが、どんどん形を変えながら泳ぐ姿には、“ぐっ”と引き込まれる魅力があります。
お安い魚の代名詞的なイメージの方が多いと思いますが、侮ることなかれ!

マイワシの旬はまさに今。
梅雨時のマイワシは、一味も二味も違います。
「入梅(にゅうばい)いわし」と呼ばれ、産卵前にたっぷりと脂が乗った身は、とっても美味。
煮ても焼いてもおいしいですが、おすすめの食べ方はやっぱり新鮮なお刺身です。
口の中で溶けるほど乗った脂のうま味には、思わず“くぅ~~”っとうなりたくなるはず! 

私はダイビングショーやお掃除で、毎日のように相模湾大水槽に潜っていますが、お腹が空いている時にマイワシを見ると、そのキラキラした魚群に見とれて、つい“ぐ~”っとお腹がなってしまいます。


(新江ノ島水族館 えのすいトリーター  黒川 恵美)

 

新江ノ島水族館


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