荒れた山を自ら開拓し農園に 大自然の中で楽しむ秘密基地

農家だった祖父や、毎日違う国の料理を作るほど料理好きだった父の影響を強く受け、5歳から畑や料理、そしてDIYに興味を持ち始めたそう。それが彼のベースとなり、畑で農作物を収穫し、それを使い料理するのが日常に。

マイケルさんが日本で暮らすなか、畑を始めたきっかけは、ブイヤーベースを作るために必要なハーブのフェンネル。当時はスーパーでも取り扱いがなく、なかなか質の良いものが手に入らず。だったら作ろう! と。

一番最初は自宅の庭で、物足りず次は200坪の畑を借りて。物足りず広大な山を自分で開拓し、現在2000坪のオーガニック農園で、年間250種類の農作物を育てています。

「耕さない、農薬を使わない、甘やかさない農業で、僕は土づくりをするだけ。土壌の環境を整えることで、微生物が増え農作物を育ててくれるし、虫の居場所も作り命を守ります。すべて環境へのやさしい配慮」とマイケルさん。

広大な山麓の中、畑はもちろんピザ窯や茶室、そして居心地の良い小屋も自力で造りました。その小屋から見える景色が、あまりにも贅沢。相模湾を一望しながら絵を描いたり雑貨を創作したり、まさに大人の秘密基地。
失敗を恐れず、考えるよりプロセスを楽しんだ結果、素敵な笑顔につながるのですね。

3月には自ら執筆した『Do It Your self-自分の人生のつくりかた-』を飛鳥新社から出版予定。土に触れながら暮らす彼のマインドが描かれた本


俳優・モデル・タレント マイケル・キダさん
アメリカNY州生まれ。「コンフィデンスマンJP」にバトラー役で出演。26歳で来日、葉山に移住。その後すぐオーガニックの野菜を作り始め、キャリアは13年。笑いを武器に東日本大震災と向き合うことをテーマにした映画「永遠の1分。」は初主演。