ゴミを出さないように配慮 個人の意識が大きな力に!

結婚をきっかけに海のある街に住み、主婦業をこなす日々でごみ問題に直面したというリエさん。
人間が暮らす中で必ず出るごみ。分別するときも「これって本当にごみなの?」などごみというワード自体、ごみがある世の中にモヤモヤする日々が続いたそう。

「あるイベントで多摩川までごみ拾いに行った時、要らなくなった途端ごみになる事に疑問を持ち、ごみが海へ流出しマイクロプラスティックになる話を聞いたとき、ハッとしてひとごとではなく自分事になりました」と。
わたしたちが暮らす中で買い物をする際、それをちゃんと使うのか? その品物の最後がどうなるかをイメージして、安易に無駄な買い物をしないようにしているそう。
洗たく用プラスティックピンチはステンレス製に変えるなどなるべく長持ちする物を購入するように配慮したり。
「海の近くに住む人として個々人のごみにしない工夫や行動、小さな意識が少しでもアップすれば確実にごみは削減されます」と話すリエさん。

彼女はごみ削減と循環を目指す鎌倉の市民団体“ゴミフェス532“を立ち上げ活動中。ごみを減らすことを楽しむ人たちが増えているそう。コミュニティーの力ってすごい! 
3Rをいま一度みんなで考えて行動できたら大きな力に変わると感じたはな子でした。

由比ガ浜海岸のビーチクリーンで集めたマイクロプラスチックごみ。第5回ゴミフェス532「ONE DAYPLAYPARK」は5/24(土)鎌倉市役所駐車場にて開催!


ゴミフェス532(ゴミニティ)代表 平野 リエさん
埼玉県生まれ。結婚を機に湘南に移住し19年。腰越在住。地域創生連携・交流ひろば“KAMACON”をきっかけにごみについてみんなで考える“第1回ゴミフェス532”を2021年5月に開催。現在は代表として携わる。詳細はInstagram⇒@gomifes532で検索