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海藻類を硬い舌で削り取って食べます

サザエは、潮間帯から水深30mほどの岩礁域に生息している巻貝の仲間。海藻類を歯のように硬い舌で削り取って食べます。
7~8年生きて、殻の長さが20㎝を超えることもあり、相模湾では、刺し網や潜水、船上から箱めがねと竿(さお)を使う“見突き”などで漁獲されています。
香ばしさが魅力のつぼ焼き、こりこりした触感でかむほどにうま味を感じる刺身の他、江の島では、きざんだサザエの身と玉ねぎを、甘い出し汁で煮込み、卵とじにしてご飯にのせる“江ノ島丼”が名物。
ところが、江の島周辺では、海藻類が茂る藻場が消失してしまったことから、海藻を食べるサザエも減少してしまいました。
サザエをはじめ、たくさんの生命を育む藻場再生プロジェクトには、”えのすい”も協力しています。
江の島の海を再現している岩礁水槽で、“海のゆりかご”藻場の大切さを感じてみてください。

(新江ノ島水族館・なぎさの体験学習館  岩崎 猛朗)


新江ノ島水族館

TEL 0466-29-9960
藤沢市片瀬海岸2-19-1
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