
【2026年2月14日号 vol.60】
学校で教えてくれない社会の授業は、人生を強く生きる方法を学ぶ授業です。学校では「お勉強」を、社会の授業では「生きる力」を学んでほしいと思います。
今回の授業では「悩み」とその解決方法について勉強していきます。
「悩み」は避けたいものですが、何かとついて回ってくるものです。サクサクと解決できれば楽ですが、なかなかそうはいかないものです。
しかし、悩みを解決する知識を少し持っているだけでも気持ちがぐっと楽になるものです。一緒に学んでいきましょう。
悩みを解決するには「悩み」とは何なのか? を正しく理解していくことから始めないといけません。
今回このテーマを取り上げたのは、ゆわわさんからの投稿がきっかけです。ゆわわさん自身の悩みを解決してほしいということではなく、「悩んでいる人が多いので授業で扱ってほしい」というご提案をいただいたためです。
投稿ネーム:ゆわわ 25歳 女性
1.子育ての責任と重み
2.拒食と過食の恐ろしさ
3.言葉の刃物(心ない言葉の暴力)
私は25歳にして1歳4ヶ月の娘をシングルマザーとして育てています。
元夫は「若いうちに育てた方が楽だろう」という軽はずみな考えでしたが、いざ出産すると子育ての現実的な大変さに直面し、数ヶ月で離婚。結局、「金だけ渡すから離婚してくれ」と告げられました。
また、以前元夫は「スタイルの良いインフルエンサーが好きだから、生まれたらすぐに痩せろ」などと心ない言葉を私に投げかけたりもしていました。
その言葉が心に深く刺さり、私はダイエットに没頭しました。食事は春雨と野菜を3食、毎日合計5時間走り続け、産後3ヶ月でマイナス40キロという極端な減量を達成しました。
しかし、その無理がたたり、体重はすぐに逆戻りし、生理も止まってしまいました。離婚後の反動も加わり、過食症に陥り、一時期は娘を一人にしてしまうこともありました。
現在は過食により体はボロボロですが、離婚したことで精神的には解放され、娘と二人、笑顔で生活できています。
子育ては決して甘くありません。 女性がどれほど大変な思いをしているか、そして心ない言葉がいかに人を傷つけ、人生を狂わせる「刃物」になるかを、私の経験を通して広く伝えたいです。
どうか、「子育ての責任の重さ」「拒食と過食の怖さ」「言葉の暴力」のテーマを取り上げていただきたく、強くお願いいたします。
何はともあれ、今現在は娘さんと二人で笑顔で過ごされているとのこと。何よりですね。
ゆわわさんの経験は、同じように苦しむ誰かにとって救いになるはずですし、「娘さんと笑顔で生活できている」という事実はどれほどの重圧の中でも人は再び立ち上がれるという証でもあり勇気を与えてくれますね。
いただいた3つのテーマについて、「悩み解決」という側面で授業内で取り上げていきますね。
それでは本題である「悩み」とは何かを明確にしましょう。
悩みの種類について学んでいきます。そしてその種類別に解決方法を勉強していきます。
◆悩みのレベル(本当の悩みか?も含む)
◆解決できる悩みか?
◆その悩みはずっと続くか?(継続性)
番外編
●相談者は居るか?
同じ悩みの人は居るか?
この種類ごとに学んでいくところから始めましょう。
◆悩みのレベル(それは本当の悩みか?)
「悩みのレベル」について学んでいきます。
悩みにはレベルがあります。一つで考えないでください。重度な深刻な悩みもあれば「どうでもいい悩み」もあります。
まずは悩みの《レベル0》の「どうでもいい悩み」を知りましょう。
「どうでもいい悩み」の例
・メニューを見て「どっちがいいか」悩む。
・服を買うときに、「これ似合うかな?買おうかどうか」と悩む、など。
これらは悩みの解決方法云々というレベルではありません。なぜならこれは「悩み」ではなく、「気迷い」なのです。
この「気迷い」を悩みとして受け止める癖があると疲れてしまいます。
先ほどの例以外にも結構「気迷い」を悩み化してしまうことが多々あるので気を付けましょう。《レベル0》としたのも本当の悩みではないので「0」としました。
他にも様々な「どうでもいい悩み」、(レベル0の悩みと名付けましょう。(笑))は星の数ほどありますが、このレベルの悩みを抱える方は意外にも多かったりします。
傍(はた)から見るとどうでもいいことに見えますが、レベル0であっても当の本人は至って真剣に悩んでたりします。
〈番外編:気迷いへの対応〉
「気迷い」状態の人にやるべき対応として、「そんなの悩みじゃないよ」、「そんなことに悩んでるのはおかしい」はやってはいけません。「自分で考えれば?」もダメです。
「●●がいいと思う」と相手の気迷いを解いてあげるのがベターです。
必ずしっかり答えとして伝えることが大切です。目的は、正しい判断をすることではなく「気迷い」を解くことですから。
「悩み」か「気迷い」かを判断する
《レベル0》で悩むのは疲れるだけで損ですね。まずは自分が《レベル0》で悩んでしまっていないかどうかを判断してみましょう。
レベル0の確認方法は次の通りです。
・今悩んでいることが明日になっても覚えているかどうか
・選択によって今後に大きな影響が出るかどうか
レベル0で悩む人は「悩み癖」がついていることが多いので悩みの多い人生にしないためにも実践してみてください。
次回以降も悩みの解決方法の授業を続けていきます。
社会人大学
代表コンサルタント
桑名 伸
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