【2026年8月8日号~家計簿コーチングより】
帰省や旅行、子どものレジャーなどで夏は予定以上にお金を使ってしまい、毎年秋は家計が苦しくなります。今後も出費がかさみそう。どうしたらよいですか。
これから年末までの予定を書き出して予算を考え、家計を整えましょう
秋は敬老の日やシルバーウィーク、運動会、衣替えなど、意外と出費が続く季節です。
まずは、これから年末までの予定を書き出してみましょう。
お出かけや衣替え、ハロウィン、七五三、年末の帰省などを並べ、おおよその予算を考えるだけでも、「あとどんな出費があるのか」が見え、不安を減らすことにつながります。
まずは全体を見渡すことが、家計を整える第一歩です。
■楽しみを増やすためのお金を予算化
その上で、「ここにはお金を使いたい」「ここは少し工夫しよう」と優先順位を決めてみましょう。
例えば、たまっているポイントや地域の商品券などを上手に活用し、その分を家族との体験や思い出づくりに回すのもおすすめです。
家族との思い出づくりにはしっかりお金を使い、その分、日常の買い物や外食を少し工夫する。
そんなメリハリが、無理なく家計を整えるコツです。
実は、こうしたレジャー費は、40代の家計では決して特別な支出ではありません。
総務省の「家計調査(2025年)」では、世帯主が40~44歳の世帯の教養娯楽費(旅行やレジャー、趣味など)は月平均3万8350円と、年代別で最も高くなっています。
家族との思い出づくりや、子どもの成長に合わせた体験にお金を使う機会が増える年代だからこそ、レジャー費も家計に組み込んで考えたい支出の一つです。
■来年の家計づくりのヒントに
夏休みにお金を使ったからといって、秋の楽しみまで我慢する必要はありません。
「使ったこと」を後悔するより、「どう使ったか」を振り返ることも大切です。
家族との思い出や楽しかった時間は、お金では測れない価値があります。
だからこそ、次は安心して楽しめるよう、少しだけ準備を始めてみましょう。
そして、今年書き出した予定は、ぜひ残しておいてください。
毎年繰り返すイベントは「突然の出費」ではなく、「予想できる出費」です。
今年の振り返りが、来年の家計づくりのヒントになります。
秋山 友美
ファイナンシャル・プランナー。CFP(R)(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。「家計コーチ」代表。商品販売を一切しないFPとして、湘南を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチを行う。ライフプラン・資産運用などの講師としても活動中
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