
子育て中のお悩みに、他の読者の皆さんなどから「うちはこんな感じです」という「あるある」エピソードが届きました。
藤沢市で長年子育てアドバイザーを務める宗藤純子さんのアドバイスも参考にしてください。
★「とくちゃん」さん(31歳)のお悩み★
■幼稚園年少さん、下ネタがすごいです
幼稚園年少さんの男の子がいます。
幼稚園のクラスの子の影響からか、「うんち」「おなら」などの下ネタがしつこく、困っています。
とくに困るのは、飲食店に行った時です。
「ごはん食べるところではやめようね」と前もって伝えておきますが、それもむなしく、またいつものように始まってしまい、その場で注意しても余計盛り上がってしまうのがオチです。
いつかは言わなくなるのだろうとは思うのですが、こんな時、皆さんはどうしていますか?

★「にじあいす」さんからの投稿
ほとんどのお子さんが通る道ではないでしょうか(笑) 私は家では「恥ずかし〜」「食事中はやめてね」と言い、外では最初に注意した後は、何の反応もせずスルーして盛り上がらないようにしていました。
言いたい気持ちもわかるので、怒ったりはせず、言わなかった時に褒めるようにしたら収まりました。
★「のんびりリラックス」さんからの投稿
幼稚園年長の息子がいます。わが家もクラスや兄弟の影響からか、乱暴な言葉を使うことがあります。
そんな時は、「それは言われたらうれしい言葉かな? どんな気持ちになる?」と聞いて答えてもらいます。
「いやな気持ち!」と返ってくるので、「じゃあその言葉は言わない方がいいね」と伝え、繰り返すようだったら「お母さんから話しても分かってもらえないから、担任の先生からも話してもらうようにお願いするね」と言うと…、「いやだ〜!」となり、少しの間だけ反省します。
また時間がたつと繰り返すので、同じやり取りをします。何度も根気強く伝えてはいますが、時には他人から(先生や祖父母など)注意される経験も必要かも、と思っています。
★「京子ばあば頑張れ」さんからの投稿
うちの小3の娘と小1の息子も同じです。ほぼ毎日盛り上がっています(笑)。
一つ気づいたことがあります。
先日、友達の子どもたちとうちの子どもたちを遊ばせる機会がありました。
子どもたちは初対面でした。
アトラクションに乗るため1時間ほど並んでいたのですが、その時の子どもたちのやりとりがまさに「おなら」「うんち」などのワードを言ってはゲラゲラ笑い合う、これだけ。
それなのに1時間後にはすっかり打ち解けて、バイバイするときは涙目で別れを惜しんでいました。
下ネタワードの絶大なコミュニケーション効果に驚かされたのです。
なのでそれ以降、私もさすがに外では少し注意しますが、家の中では黙認しています(笑)。
お子さまもきっと幼稚園でお友達とそういったワードを言い合いながらゲラゲラ笑って関係を深め、楽しい時を過ごして
いるのではないでしょうか。

宗藤純子さんからのワンポイントアドバイス
★子どもの思いに気づくことが関わりの糸口になることも
何度伝えても届かないと、声が大きくなることもありますね。
大人が「困った」と感じる姿には、子どもの「困っている」「知りたい」「助けてほしい」が隠れているかもしれません。
やることは分かっていても、気持ちの切り替えや段取りには、やることを見える形にするなどの支えが必要なことも。
そして、「うんち」「おなら」も、言葉の響きや体への興味から面白がる時期があります。
大切な体を知る言葉として受け止め、その働きを話すチャンスと捉えると「自分の体は自分のもの」という感覚を育む、親子の対話につなげられます。
子どもの姿の奥にある思いに気づいていくと、その子に必要な関わりの糸口が見つかるかもしれませんね。
(11月7日号掲載)

宗藤純子さん
藤沢市在住。都内私立幼稚園教諭主任を経て、保育士・子育て・家庭教育アドバイザーとして、産前産後、乳幼児期から思春期までの家族支援に約40年従事。
2010年神奈川県子育て支援大賞「奨励賞」。市内親子活動・支援サークル主宰。
短大非常勤講師、元鎌倉市医師会立産科診療所外部講師
「子育ての会ベビーぴよぴよ012」
https://ameblo.jp/piyopiyostaff/
宗藤純子公式ホームページ
https://junkomuneto.com/



