今は賃貸マンション住まいですが、ゆくゆくは藤沢市内に一戸建てを購入希望。どのような資金計画をたてたらよいでしょうか。
3年後を目標に家計を改善
人生プランも立てましょう
現在はしっかりと貯金ができていますね。
住宅購入の資金計画をするにあたり、子どもができたことを想定して家計感覚を身につけていきましょう。
子ども一人当たりの子育て費用は月約3万円程度というデータがあります。
それにプラスして教育費が必要になりますので、現在と同額の貯金はできなくなる可能性があります。
子育て中に妻の収入減も想定されることや持ち家の維持費なども考えると住宅ローンの月の支払いとしては現在の家賃である8万以上は厳しいでしょう。
例えば、30年間固定金利で借り入れをすると住宅ローンは2400万円程度です。
諸経費を踏まえると、現状では親からの援助を仮に500万円として足しても3000万円程度の予算に。
藤沢市内で戸建てとなると厳しいのではないでしょうか。
そこで、今からできることは、家計の引き締めをして、
無理なくどのくらいの貯蓄がプラスでできるかを見極めることです。
30年の住宅ローンを組む想定で３年後を目標に家計改善と貯蓄に取り組んでみてください。
仮に年120万円貯蓄ができれば360万円が予算としてプラスできますし、子どもや家計の状況によっては住宅ローンの借入額を増やすことも可能になるかもしれません。
この機会に子どもの人数や教育方針、妻の働き方など、
今後のお二人の人生プランを立てておくことも大切です。
秋山 友美
ファイナンシャル・プランナー。
CFP（R)（一財）生涯学習開発財団認定コーチ。
「家計コーチ」代表。
藤沢市に開設した「湘南おかねの相談室」を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチなどを行い、ライフプラン・住宅取得・資産運用などの講師としても活動中。
相談受付中！
１カ月の家計簿と相談内容（詳細な家計簿なしで相談のみもOK）を書いて、ご応募ください！
