「えのすい」が教えてくれる
相模湾の食べられる魚のお話
ブリは出世魚の代表格。
関東では5cmほどのモジャコから、ワカシ、イナダ、ワラサ、80cmを超えるブリに至るまで、成長過程で呼び名が変わります。
えのすいでは、イナダサイズを相模湾ゾーンに展示しています。
刺身に照り焼き、ブリ大根にブリしゃぶ、兜(かぶと)焼きにあら汁など、ブリは、あらゆる料理に対応できる万能性と、捨てるところがほとんどない経済性、子どもから大人まで、あらゆる世代に受け入れられる食感と味わいを兼ね備えた“パーフェクトフィッシュ”といえるでしょう。
ブリといえば、冬に日本海側で漁獲される“寒ブリ”が最高級とされていますが、相模湾産も引けを取らないおいしさです。
うろこの処理が簡単で、身がしっかりしてさばきやすいことから、イナダサイズは初心者の方におすすめ。
切り身も便利でおいしいですが、全身味わえる“一本物”にも挑戦してみてください。
(新江ノ島水族館 えのすいトリーター 岩崎 猛朗)
新江ノ島水族館
TEL 0466-29-9960
藤沢市片瀬海岸2-19-1
https://www.enosui.com/
営業時間や内容についてはホームページで確認を