湘南ナチュラリスト Vol.32

まばゆい笑顔のヒミツは
大好きな海で五感をフル活用

《湘南える 5月28日号掲載》

　アロマとの最初の出合いは大学生の時、そううつ病を患ったのがきっかけだったそう。大量の薬ではなく、アロマやハーブのチカラで自分が楽になっていく自然療法を体験し、その後体調も無事に回復。

　28歳の時、転職を機に憧れだった湘南へ移住してから、環境の変化と新しい人間関係につまずき、再び体調不良に。そのタイミングで以前経験したアロマとハーブを積極的に生活に取り入れ、同時に資格取得で学びを深めワークショップなどを開催。「不調や悩みを抱える人たちが、セラピーを通して笑顔になる瞬間やありがとう、楽になったと言われることに喜びを感じました」とひちょみさん。

　最近の彼女のお気に入りは、大好きな海で五感を活用する事。視覚で海を眺め深呼吸、潮風で嗅覚と触覚を研ぎ澄まし、聴覚で波の音や鳥の鳴き声を聞く。自然と向き合うことで自分自身のリセットを。

　「アロマの精油は芳香分子が鼻を通して匂いを嗅いだ瞬間に、0.2秒で脳へ電気信号を送り体内に作用します。頑張り過ぎな人が多い昨今、ありのままの自分が持つ力を発揮するためのリラックス大切ですよ」とキュートな笑顔で話す彼女は以前の彼女ではない、たくましさとやさしさを兼ね備えた、自信にあふれた素敵な女性でした。