【2021年8月28日号】離婚し子供を自分の戸籍に 裁判所の許可が必要とは?

お悩み
私が子どもを引き取って離婚することになりました。

子どもを自分の戸籍に入れるには裁判所の許可が必要と聞いたことがあります。

どういうことなのでしょうか?

母の戸籍に入るには母と同じ苗字にする必要が
母が旧姓に戻らない場合も裁判所の許可が必要

裁判所の許可とは、子どもの名字の変更には家庭裁判所の許可が必要になるということです。

離婚して、子どもの母が新しい戸籍に入っても、子どもは父の戸籍に入ったままです。
同じ名字の人しか同じ戸籍に入れないので、子どもが母の戸籍に入るためには、母の名字と同じ名字に変更する必要があり、この変更に裁判所の許可が必要になるのです。

これは、母が旧姓に戻らず、婚姻中と同じ名字を続ける場合も同様です。
同じ名字なら変更の必要はないと思われるかもしれませんが、仮に「鈴木」姓だったとして、父の「鈴木」と母の「鈴木」は違う名字とされるのです。
ですから、同じ「鈴木」姓から「鈴木」姓への変更であっても裁判所の許可が必要になるのです。

手続きの名称は、「子の氏の変更許可申立て」といいます。
家裁のHPでは、申請書等の書式、手数料、必要書類等の案内がされていますので、ご自身で手続きをとることもできるでしょう。
子どもの戸籍を移すには、家裁の許可を得た後、役場に入籍届をする必要があります。

アドバイスしてくれたのは

湘南茅ヶ崎法律事務所
弁護士 増井 瑞穂さん

 

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