保養地であった藤沢の鵠沼海岸は、昭和4年(1929)に小田急江ノ島線が開通し「鵠沼海岸」駅を中心に住宅地として急速に街づくりが進んでいきます。
そして同地区への鎮守社創建をという地区住民の要望で、昭和18年(1943)5月12日、京都の旧官幣大社伏見稲荷大社より御分霊を勧請して鵠沼伏見稲荷神社がご鎮座することになりました。

鵠沼伏見稲荷神社
小田急江ノ島線「鵠沼海岸」駅から徒歩10分

鵠沼伏見稲荷神社の大鳥居
鵠沼伏見稲荷神社の大鳥居

 

 

湘南の鎮守様

地元の方々に親しまれています

鵠沼新道(藤沢警察署から海岸に向かう通り)沿いに、ご鎮座します。
この辺りは、湘南海岸からの風が流れて、海から近いこともあり、昨今ではサーフィンやランニング等を楽しむ人たちの姿を多く見かけます。

地元の方々が多く参拝しており「湘南の鎮守様」として親しまれています。
引地川河口に架かる「稲荷橋」は同神社名から頂いています。

橋は元々「どんどん橋」で仮橋でしたが昭和39年(1964)3月に東京五輪に向けて竣工されました。

 

うまいと評判の御神水「鵠沼和貴水(わきみず)」

ご社殿から見て縁起の良い辰巳の方角にあります
鵠沼和貴水(わきみず)前の鳥居
この鳥居の奥に湧き水が

平成6年(1994)の「御鎮座50年記念事業」の一環で境内の井戸を掘ると豊かな水脈にあたりました。
ご社殿から見て縁起の良い辰巳の方角にあります。

ミネラル豊富な自然水と分かり、御神水として飲用されています。

奥にある蛇口をひねると水がでますので汲(く)みやすく、毎日水汲みに来る参拝者も多く「鵠沼和貴水」の名で親しまれています。

 

楽しい話「ウルトラセブン」人気のお守り

ウルトラセブンお守り

社務所では御朱印やお守り等を頒布していますが、なかでも「アイスラッガー守り」は名物のお守りです。
これは人気を博したテレビ番組「ウルトラセブン」の必殺技に因むお守りです。

ご近所に在住の森次晃嗣さん(同番組の主人公モロボシ・ダン役でおなじみです)のミニサイン付きですよ。

 

 

かん治さん

「鎌倉検定は1級で
 お酒は2級を飲んでいまして、
 プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」
がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。