【2020年9月26日号】本当の話でもウソになる? 情報操作に注意しましょう

こんにちは。
社会人大学 代表理事の桑名です。

今回は 『 情報操作 』 についてです。

本当の事でもウソになる

本当の事でもウソになる、とはどういうことでしょう?
これは皆さんの身の周りでいつも起きていることです。

あるクラスの生徒に次のような質問をしました。
「お寿司とお肉どっちが好き?」
ひろし君はお寿司を選びました。
ゆうき君もお寿司を選びました。
女の子に聞いてみると、さきちゃんもりかちゃんもお寿司を選びました。
みきちゃんはお肉を選びました…。
こう見ると、最近の子供はお寿司が好きなんだなぁ…と思いますよね。

ある学生グループが今回のテストについて話していました。
「今回のテスト追試になったよ」
「俺もだよ」
「俺もそうだよ」
今回相当難しいテストが出されたようですね。

内容は事実でも、感じたことは事実と違うのです。
実際は、ともや君、ゆうま君、みかちゃんもお肉を選んでいました。
40人中、お寿司を選んだのは11人で、お肉を選んだのは29人だったのです。
テストの話をしていた学生グループはサッカー部でした。
地区大会を勝ち進んでサッカーの練習に没頭している学生でした。
今までは追試にはなったことはありませんでした。

どうでしょう。
話は事実でも受け止め方のニュアンスは全く別なものになりませんか?

2つのお話のどちらも、一部だけが選ばれた状態なのです。

好きな食べ物の質問では、お寿司に偏った答えを選んでいます。
テストの話では、練習するので目いっぱい状態の学生という、一部の学生が選んだ答えです。

内容は事実でも情報の「選択」のされ方が偏っていると、その情報も「ウソ」になる場合があります。
その「選択」のされ方が意図的だった場合はどうなるでしょう?

私たちが目にする情報は、むしろ何かしらの意図的な「選択」がされているものばかりかもしれません。
新聞社ごとに伝えるニュアンスが違うのもそれですし、ネットなどは選択が偏りすぎています。

 

正しい情報を得るコツを最後に。
  「これって全部の話? 選んでない?」

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