会社の経営統合などの影響で、現在の職を失うことが確定しています。
今後どう暮らしていくか不安な毎日です。
失業手当の金額と期間を確認し
固定費全般を見直しましょう
独身で一人暮らしのMさん。
定年退職前に仕事を失うことになってしまったとのこと、心配ですよね。
漠然と不安に思っているよりも、今後の家計を数字で把握することが大切です。
退職金は蓄えておくとして、まずは、雇用保険の基本手当(失業保険)について、
何日間、いくらの手当があるのかを確認しましょう。
その金額から支出額を引いた額の貯金を取り崩すようになります。
次の仕事を探すときのポイントは、〝できるだけ長く続けられる仕事〟だと思います。
人生100年といわれている中、年金以外に収入を長く得ることが安心感につながります。
健康や心の面も踏まえて、焦らずに自分に合う仕事を見つけてください。
家計管理については、しっかりと貯金もできていますね。
この機会に固定費全般の見直しをしておきましょう。
携帯料金は、これから新しいプランも出てくると思いますので、見直しは必須です。
自宅の固定通信費とガス・電気代も合わせて見直しを!
保険もどのような時の保障があるのか内容を確認して、本当に必要かどうか検討してみてください。
固定費を抑えておくことで、家計変化への対応力が上がります。
日用品や被服費などの変動費については、自分がどこにお金を使いたいのかを
しっかりと考えて、メリハリのある支出を意識してください。
秋山 友美
ファイナンシャル・プランナー。
CFP(R)(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。
「家計コーチ」代表。
藤沢市に開設した「湘南おかねの相談室」を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチなどを行い、ライフプラン・住宅取得・資産運用などの講師としても活動中。
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