【2023年6月10日号〜家計簿コーチングより】

来年から親元を離れ、地方で一人暮らしを始めます。
今からできる準備や経済管理のアドバイスなどをお願いします。

藤沢市・Sさん(21歳)
藤沢市・Sさん(21歳)
秋山友美
秋山友美

生活にいくらかかるか把握し
先取り貯蓄の習慣を

一人暮らしを始める前にできることは準備をしておくと安心ですね。
Sさんは初任給22万円の見込みとのこと。税金や社会保険料を引いた手取りは初年度で約18万円。
翌年からは住民税もかかるので、17万円以内で生活ができるようにしておきたいです。

参考までに総務省の家計調査の結果を紹介します。

■平均生活費(単身世帯34歳以下)単位:円

食費…34,385
水道・光熱費…9,272
家具・家事用…3,577
被服及び履物…7,643
保険医療…5,348
交通・通信…20,084
教養娯楽…21,908
その他消費支出…19,306
合計…121,523

総務省「家計調査 家計収支編(2022年)」から

34歳以下の単身世帯の生活費の平均は12万円ぐらい。それに家賃がかかりますので、工夫をしないと貯蓄ができません。生活が始まったら、まずは実際に毎月いくら必要なのか把握するところから始めてください。

通信費をはじめとする固定費を抑えられると趣味などに使えるお金が増えますので、スマホ代などは今から抑える工夫をしましょう。
そして、生活に慣れてきたら、数千円でもよいので先取りで貯蓄をする習慣をつけていきましょう。
この貯蓄とボーナスが、毎月の支出では賄えない家具代や旅行代などの資金となります。

クレジットカードの利用は、注意が必要です。支払いが先になることで支出が膨らみがちに。
日々の生活費は、デビットカードやQRコード決済などをうまく活用してくださいね。

最後に、今からネットバンクを一つ作っておくとコンビニなどでもお金がおろせるので便利だと思います。
特に自動入金サービスがあるネットバンクを利用すれば、給与振り込み先の金融機関が指定されていた場合でも無料でネットバンクにお金を移動できるメリットがあります。

20代は自己投資も大切。何にお金をかけるのか、メリハリを意識しながら新生活を楽しんでください。


秋山 友美

・ファイナンシャル・プランナー
・「家計コーチ」代表
・CFP(R)(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
藤沢市に開設した「湘南おかねの相談室」を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチなどを行い、ライフプラン・住宅取得・資産運用などの講師としても活動中。


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