海と愛犬が教えてくれた幸せ ドッグサーフィンで笑顔に
愛犬との自転車散歩を始めたのは、10年前。当時飼っていた初代アイリッシュセッターのヴェッキオ君と自宅から鵠沼海岸までの往復10㎞。
海に着いたら泳ぎ、水遊びでクールダウンして帰宅するのが週末の日課だった。
残念ながら初代のヴェッキオ君は2008年に亡くなり、2代目のピノッキオ君(通称ピノ君)と再び海へ。
毎週のように遊んでいたところ、知り合いのサーファーも増え、彼らの提案でピノ君をサーフボードに乗せてもらったことがドッグサーフィンのきっかけです。
ピノ君専用のボードやウエットもスタンバイし本格的にスタート。後付けで塚原さんもサーフィンを始めたそう。
その後数々のサーフィンドッグ大会に出場し、優秀な成績を収めたピノ君も現在12歳。
ここに来るまでは誹謗中傷や、犬に波乗りをさせるな!というお叱りを受けたこともあるそう。
「ピノとタンデムサーフィンを始めてから、一体感が生まれました。飼い主が海の状態を把握し、コントロールすることで犬を守ってあげられます。愛犬の表情を見て、無理をせず、危険を冒さず、セーフティな関係で楽しむので信頼関係と絆がより強固に」と塚原さん。
魚や、海鳥、そしてサーファーとの出会い…愛犬を通じてさまざまな出会いと学びを得ることができた“二人”は共にサイコーの笑顔。
専用のウエットスーツを着て波に乗るピノ君。犬でも安定して乗れるソフトサーフボードに自分で立ち波に乗る。りりしい表情もまたかわいい
湘南ドッグサーフィンクラブ主宰 塚原和浩さん
弥勒寺在住の塚原和浩さんは現役の消防士。アイリッシュセッター2代目の愛犬ピノ君(12歳)と自転車散歩&タンデムサーフィンそしてビーチクリーンを年間260日ほどこなす日々。現在は、ドッグサーフィンの楽しさを多くの人に伝えたいと指導・普及をする立場に