海が身近にある環境って幸せ 自然に自分らしく整う場所!

油分が入ったチョーク約40色を使い分け、手指の体温でグラデーションをつけながら制作するチョークアート。オーストラリア留学中に地面にイラストを描く人を見て、チョーク一本で見る人の心を豊かにする。なんてステキなことだろう!と感動したそう。その後アロマセラピストとして勤務した経験を生かし、子育てや生活にアロマやハーブを取り入れる中、チョークアートは必要な物をそろえ本格的に始めた。

実際に海をじっくり観察し海の色の濃淡、波の形、光のキラキラ、時間による海の表情の変化など、木の平面にいかに立体的に描けるかをずっと考えてきた。

「雑念があると集中できず作品が描けなくて。そんな時はアロマやハーブを活用したり、海で五感を研ぎ澄ましながら観察していると、自然に自分らしく整ってきます。チョークは唯一無二なデリケートなものなので、良い作品を描くために自分自身を整える事、自分らしくいる事、これが一番大事なのです!」と笑顔で話す加奈さん。

自然からのギフトを受け取り、温かみある、カラフルな作品を描き、自分がオーストラリアで感動したように、人の心に語り掛けるチョークアートを描きたいと語る加奈さんの笑顔がキラキラに見えたはな子でした。

海でチョークアートを描いていると、偶然出会った人と会話したり友人になったり、年齢や職業の域を超えてつながりが広がる。そんな海が彼女の整う場所です


チョークアーティスト 大迫 加奈さん
埼玉県生まれ。結婚を機に湘南へ移住。鵠沼海岸在住。大学生の時オーストラリアへ留学した際にチョークアートに出合う。アロマセラピストを経て、5年前から本格始動。ワークショップ開催や個別の作品依頼も受け付け中。詳細はInstagram⇒@kana_osakoで。