海が自身のバロメーター サーフィンで整える暮らし
取材に伺った場所は、次男沙理亜さんが店長を務めるサーフショップ“River Village”があるJF KUGENUMAの屋上。マミさんが生まれ育った街を一望できる場所。「昔は松林が多かったのに、今は住宅がいっぱい。景色が完全に変わりましたね」とマミさん。
「子供の時は海が近くにあっても興味がなくて、サーフィンを始めたのは19歳の時。そこからハマり21歳の頃にはプロを目指していました。その後テレビ関係の仕事に就いたりいろいろ経験したけどやっぱり大好きな海に戻ってきた感じです」
サーフィン歴45年、彼にとって海は空気のような存在=なくてはならないもの。体調が悪い時や、浮ついたメンタルの時は、必ず海にやられ悔しい思いをするそう。うまくいかない時こそ焦らず、冷静に感情をコントロールし、自分自身を整える。サーフィンは自分にとってのバロメーターと話す。
「自然の怖さを知ることも大事。波、潮、風など海を理解し対話することでより満足度の高いサーフィンができる。ここからは自分の体を大切にし、無理なく長くサーフィンを続けていき地元のみんなの道標になれたら…」と屈託のない笑顔で話すマミさん。恵まれた環境の下、日々大好きな海をリスペクトし、波に乗る彼を応援したいはな子です‼
毎年9月にサーファーズ地引網のイベントも開催。そして毎週火曜日夜はDAYS鵠沼にてmami's Barも。さまざまな形で地元に恩返し中
プロサーファー、シェイパー、ミュージシャン 河村 正美さん
鵠沼生まれ鵠沼育ち。19歳でサーフィンを始め2002年JPSAロングボードグランドチャンピオンに。その他各種大会でも優勝を獲得。長男海沙さん、次男沙理亜さん、結婚35周年を迎えた奥様ユカリさん、お母様の5人家族。
詳細はInstagram⇒@aquariussurf