

父の思い出の場所“鵠沼”で満たされた暮らしを楽しむ
同じ年の友人の死をきっかけに命があるうちにやりたかったことを実行しようとサーフィンを始めたのが8年前。
当時は都内から通いで、どうせならと湘南への移住を決めた。父がかつて鵠沼に住んでいたことがあり、その時の思い出話や鵠沼というワードが記憶の中にあったからこそ、この場所にいるのかなと話す梨香さん。
父によく連れて行ってもらった海。中学生の頃作文に“空と海があれば何もいらない”と書いたほど、海へのリスペクトがすごかったそう。
「2年前父が亡くなった時も、海でサーフィンしていました。悲しみの中でも、海に入ると自然と心が穏やかになり、平常心を保てる。そんな海は大好きな場所であり、静かな自分に戻れる場所でもあります」
海の近くに移住してからは、多くのものはいらなくなり、最低限なもので幸せを感じるようになったそう。
自然の中で時間の流れを感じながら、さまざまなことに気づき、スローペースで味わう丁寧な生き方ができたらなと。
納得した上で自分で選択する生き方ができるようになったと話す。引き寄せられたように父の思い出の場所“鵠沼”で暮らし、海でサーフィンを楽しむ彼女。
その満たされた暮らしこそが彼女の力になり、すてきな笑顔につながっていると感じたはな子なのでした。

海友のKajiさんが撮影してくれた写真。青空の下、鵠沼海岸でロングボードを楽しむことで日々のリセットが完了。
欠かせない時間!
ジャザサイズインストラクター 岩﨑 梨香さん
東京生まれ東京育ち。7年前湘南に移住し、鵠沼藤が谷在住。江の島のヨットハーバーでジャザサイズ(ダンスフィットネス)を高校生から70歳代までの方たちにレッスンしながら、週3~4日大好きなサーフィンを楽しむ日々。詳細はInstagram⇒@enoshimarika