食生活を支えてきた麹(こうじ) 発酵で生活を豊かに
世田谷から毎週末ボディボードをしに、湘南に通っていた時期があり、どうせならばと移住して早10年。四季により見える景色が変わる湘南が今は大好き!と裕美さん。
今から6年前、原因不明の肌荒れがあり皮膚科に通院しても治らず困惑。その時甘酒が良いと聞き毎日摂取したら、3週間で肌がキレイになったそう。それをきっかけに発酵に興味を持った裕美さん。これまで複数の専門家の方の講義やコミュニティーに参加することで、麹作りの原理原則を学び、日々探求。
現在はご自宅で麹を作り、自家製麹で甘酒を作っています。
「麴作りは100回作れば100通りのパターンがあり、コントロールできない未知の世界です。温度管理はもちろん湿度や季節により出来上がりが違い、ゴールがないことに魅了されています。昔から愛用され現在でも継承されている発酵食品は奇跡レベルに近く、その歴史を知ることも食すこともとても楽しいです。麹はしょうゆやみりんなどの原材料でもあり、食生活を支えてきたもの。今は発酵ブームですがなかなか続かない現状が。作り手が少しでも増えて、ブームではなく皆さんの生活の中で麹との共存が続くとうれしいな~」と。
キラキラの笑顔で話す彼女のお肌がめちゃくちゃキレイで思わず見とれてしまったはな子なのでした。
お米に麹菌を付着させ保温すると自己発熱し麹に。
ふわっとしているのが菌糸(食用カビ)で、このモフモフ感がたまらなくかわいいそう
発酵びと 磯貝 裕美さん
横浜生まれ。都内から10年前に湘南に移住し、5年前から辻堂在住。会社員の傍ら、beachbumとして週末をメインに菌活中。不定期で麹や甘酒などの発酵教室を開催し、オーダーも随時受け付けしています。
詳細はInstagram⇒@beachbum.smileで検索