母が残した愛あるレシピカードそれをベースに誇れる料理を

幼少の頃からお母さんが闘病中だったので、食事の支度はほとんどご自身が担当していたそう。
「その母が亡くなったのが8歳の時、よく考えたら実は母の手料理を食べた記憶がない。
代わりに母が遺してくれたお手製のレシピカードを見ながら日々お料理作りを頑張りましたね」
と話す有竹亜季さん。
8年前サーフィンで脚を怪我(けが)し家から出られなくなったことをきっかけに、レシピ制作を始め、
フードコーディネーターとして現在も活躍中。
調味料を使わず素材本来の味をそのまま楽しむのが一番おいしい食べ方と話す。
そのうえで季節や気温に配慮し、水分管理と温度管理を徹底!
素材の旬により水分量は変わり、冬と夏では気温が違う。
「例えば冬の時期であればハンバーグのタネのこねる時間を多くして、熱を伝えることで脂を溶かして柔らかく…みたいな作業が必要で。
レシピは季節、場所問わず平均値で作られたものなので、その時季ならではの水分&温度管理で最高においしくて、ナチュラルなお料理ができます。自信を持ってできることが料理しかなくて。料理だけは本当に誇れます!」
そうイキイキと話す亜季さんのバックボーンを支えているのは、お母さんの愛あるレシピで基礎を学んだ事。
それが大きなベースになっていると感じたはな子なのでした。

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フードコーディネーター 有竹 亜季さん
西丹沢生まれ。鵠沼松が岡在住。10年前サーフィンがしたくて湘南に移住。現在はご主人の実家がある千葉と鵠沼の2拠点生活中。
ハラヘッタ食堂を定期的にOPENしながら、フードコーディネーターとして活躍中。
詳細はInstagram⇒@akiharahettaで。