真っ黒なボディーに大きな目が愛らしい魚で、100m以深の深場に生息しています。干物で有名なイボダイの仲間ですが、90㎝の大きさにまで成長します。えのすいのメダイは、まだ45㎝くらいの大きさで、イカの切り身などを上手に食べてどんどん成長しています。
市場では流通量が少ない高級魚として扱われているので、お店では簡単に出合うことのできない魚ですが、以前、深場の魚を狙っている時にたまたま釣ることができました。体表が粘液で覆われているので、つるつると包丁が滑ってしまい、さばくのがとても大変でしたが、フライにして食べてみると、くせがなくしっとりした白身でとてもおいしかったです。
調べてみると、体表に粘液があるのは新鮮な証拠だという事が分かりました。
お刺身で食べてもおいしいとのことなので、今度釣れた時にはたっぷり粘液があるうちに挑戦したいと思います。
（新江ノ島水族館 えのすいトリーター 渡部 舞）
新江ノ島水族館
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藤沢市片瀬海岸2-19-1
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