「ブレスト・アウェアネス」と「検診」を習慣に
乳がんは「自分ごと」として考えることが大切

乳がんは、日本人女性が最もかかりやすいがんであり、9人に1人が生涯のうちに経験するといわれています。
特に40代から50代に多く見られますが、早期に発見できれば治る可能性が非常に高い病気です。

そこで神奈川県が普及を進めているのが「ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)」です。
たとえばお風呂に入ったとき、体を洗いながら、「左右の形に変化はないかな」「しこりのような固い部分はないかな」と触れてみる。
鏡の前では「えくぼのようなへこみや皮膚の赤みはないかな」と観察してみる。
こうした日常の小さな気づきの積み重ねが、乳がんの早期発見につながります。
詳細はこちら⇒「今日から始めるブレスト・アウェアネス」(神奈川県予防医学協会HPより)

実は私もセルフチェックがきっかけで乳がんを発見しました。
診断を受けたときは不安になりましたが、手術を受け今は寛解して元気に活動しています。
「あのとき検診とセルフチェックをしていて本当に良かった」と心から思います。
もちろんセルフチェックだけでは十分ではなく、定期的な乳がん検診(マンモグラフィや超音波検査)も欠かせません。
ただ、「ブレスト・アウェアネス」を習慣にすることで、日常の中で変化に気づきやすくなり、必要なときに早めに医療へつなげることができます。

乳がんは「自分ごと」として考えることが大切です。
お風呂や着替えのちょっとした時間を利用して、自分の体と向き合ってみてください。そしてぜひ、検診も忘れずに!
ご自身の健康を守ることは、家族や大切な人の笑顔を守ることにつながります。

おだ 幸子さん

《プロフィール》
藤沢市辻堂東海岸在住
明治大学政治経済学部・日本工業大学専門職大学院卒業
2014年乳がんの手術を受ける。
働きながら再発防止のホルモン療法を5年間続け、その間、副作用に悩みながらも中小企業診断士の資格に挑戦し合格。
専門職大学院の客員教授も務めた。
現在は寛解。
2023年4月神奈川県議会議員選挙初当選
家族は夫と大学生の息子

【所属委員会など】
・議会運営委員会
・文教常任委員会
・社会問題特別委員会
・公明党神奈川県議団
 政務調査副会長

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