RSウイルス感染症 母子免疫ワクチンの定期接種が4月からスタートへ

26年にわたり麻酔科医師として医療現場に立ってきました。
こうした経験を生かし、女性医師出身の国会議員として活動しています。
女性の健康課題に関する支援は極めて重要と考え、メインテーマの一つとして取り組んでいます。その中で、昨年の国会で質問した「RSウイルス感染症母子免疫ワクチンの定期接種化」が実現。
この4月からスタートします。
RSウイルスは呼吸器症状を引き起こすウイルスで、2歳児までのお子さんのほぼ100%が感染するとされ、生後半年までのお子さんがかかると重症化しやすく、入院することも多いのです。
高額なワクチンは家庭の負担が大きいため、公費での定期接種化が急務でした。
このワクチンの対象期間は妊娠28週0日から36週6日までと限られていますので、タイミングを逃さないよう、一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。

■無痛分娩の安全確保も課題です
近年無痛分娩の希望者が増えていますが、私は麻酔科医だったこともあり、安全確保が不十分なのでは?と危惧しており、国会質問をしました。
無痛分娩を取り入れる開業医が増える一方、安全対策が不十分な病院も中にはあるようです。
妊婦さんには、無痛分娩のメリットとデメリットについて理解した上で選択していただきたいですし、正しい知識の普及が進む環境整備や、病院の安全対策を確保する行政の仕組みづくりも求められています。保険は病気でないものや、予防医療にはききません。
正常なお産もそうでしたが今、国会で正常分娩の保険適応について議論をしています。

■「親育て」の場づくりも行政がサポートを
現場の助産師さんからは「親育てが必要(※)」とよく言われます。親として子育てをする経験・知識があまりにも少ないそうです。悩みを相談したり、経験を共有できるような「場」があれば…と考えています。今の時代、そのような場づくりは自然にできないので、場所づくりの後押しに取り組んでいきたいです。

※助産師さんから「赤ちゃんのおしっこの色が青色だと思っている親御さんもいるんです」と聞きました。
おむつのCMで青い水を使っているからだそう。
「自分が小さい頃に年下の子の世話をしたことがない」
「核家族化で相談できる親や年配者が周りにいない」というこの時代、無理もありません。
そんな親御さんたちをサポートしていきたいですね

沼崎 満子さん

《プロフィール》
1973年2月24日生まれ(53歳)
茅ヶ崎市在住。
医師(医学博士)
筑波大学医学部、筑波大学大学院卒業
麻酔科医として26年。
伊勢原協同病院の手術部長など歴任
2024年衆議院議員(比例区南関東ブロック初当選)。
現在2期目
趣味はハンドメイド、乗馬

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