同館は令和元年(2019)6月8日に開館し、鎌倉の歴史や文化、
ゆかりのある文士や美術家などの紹介をしています。


「旧県立近代美術館鎌倉」が平成28年(2016)3月に閉館しましたが、
日本近代建築の傑作であることなどから存続を求める意見が多く寄せられ、
建物を継承した鶴岡八幡宮が耐震補強工事等の改修をして、リニューアルオープンしました。

 

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
鎌倉市雪ノ下2-1-53
JR横須賀線、江ノ島電鉄線「鎌倉駅」から徒歩10分

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

 

 

「旧県立近代美術館鎌倉」は坂倉準三氏の設計

日本初の公立近代美術館 

「輝く未来」の像
「輝く未来」の像

鶴岡八幡宮の平家池のほとりに、戦後間もない昭和26年(1951)に日本に文化活動の
活気を取り戻そうと建てられました。
設計の建築家・坂倉準三氏は東京帝国大学で美術史を学び、その後、建築家を目指し渡仏。
フランスの巨匠ル・コルビュジエに師事し昭和12年(1937)のパリ万博では
日本館を手がけて建築部門のグランプリを受賞。
前庭の「輝く未来」の像は、大正2年(1913)長崎市の生まれ彫刻家・富永直樹氏の作品です。

 

ミュージアムカフェ&ショップ

大銀杏の樹幹も同棟に展示

ミュージアムカフェ&ショップ外観
外観

同館の北側にはミュージアムカフェ&ショップがあります。
同館の建築をモチーフにしたグッズの他、鎌倉の伝統工芸品などの品々が。
カフェの奥には、平成22年(2010)に倒伏した大銀杏の一部が展示されています。

 

太鼓橋・赤橋の話

鶴岡八幡宮の三ノ鳥居の前に架かる橋は一般的に「太鼓橋」また「赤橋」とも呼ばれています。

この橋は養和2年(1182)5月に初めて架けられました。
「太鼓橋」は半円が池の水面に映るとちょうど太鼓の形になるのでその名で呼ばれます。

また、昔は朱塗りの板橋だったようで「赤橋」の名でも呼ばれています。

 

 

かん治さん

「鎌倉検定は1級で
 お酒は2級を飲んでいまして、
 プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」
がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。