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久能山東照宮/静岡市駿河区根古屋390 日本平ロープウェイ乗車5分

久能山東照宮の御祭神は徳川家康で、相殿に豊臣秀吉、織田信長がまつられています。
社殿は2代将軍秀忠の命で元和2年(1616)5月着工、同3年12月に至るわずか1年7カ月という短期間に造営されました。
権現造り、総漆塗、極彩色の社殿は、江戸時代初期の代表的建物として、平成22年(2010)12月24日国宝に指定、他に13の建造物が国の重要文化財に指定されています。

神廟には家康の遺体が納められています

◆神廟は西向きに建てられています 
神廟(しんびょう)は家康の遺体が納められた廟です。
当初は木造桧皮葺(ひわだぶき)でしたが、3代将軍徳川家光により石造りの塔に改められました。
その事から江戸時代は御宝塔と呼ばれ、明治時代以降は神廟と呼ばれています。家康の遺命に従い、西向きに建ちます。

家康公の神廟

家康は泰平の世の礎を築きました

◆家康は駿府で幼年期、壮年期、晩年の3度過ごします
家康は江戸幕府を開き「泰平の世」の礎を築きました。
家康は、幼年期、壮年期、晩年の3度、駿府(現静岡市)で過ごしました。晩年、秀忠に将軍職を譲った後、駿府城で「大御所政治」を行います。家康は75年の生涯をこの地で閉じています。

駿府城公園内の家康公像

一富士 二鷹 三茄子

「一富士 二鷹 三茄子(なすび)」は、「初夢に出ると縁起がいい」といわれることわざですが、語源は諸説あります。
その一つとして、家康と縁のある駿河の名物を並べたという説です。日本の象徴ともいわれる「富士山」とそこに住む「鷹」、家康公も好んでいたとされる「初物の茄子」を並べたといわれています。


かん治さん

「鎌倉検定は1級で お酒は2級を飲んでいまして、プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。