

鎌倉駅から徒歩15分 (写真提供:鶴岡八幡宮)
若宮大路(鎌倉市)の「一ノ鳥居」は由比ヶ浜海岸から南へ約500mの地点に建ちます。
大路沿いには3基の鳥居があり、その中で最大のもので、国指定重要文化財です。
高さは8.5mあります。
もとは、木造でしたが、徳川秀忠(2代将軍)夫人の江与の方(織田信長妹のお市の三女)の夢に八幡神が現れ、備前国(現岡山県)犬島産の石で造るようにとお告げがあり、孫の徳川家綱(4代将軍)の時に犬島産の石造鳥居が完成しました。
鎌倉女学院前の交差点に「浜の大鳥居跡」の石碑が立ちます
◆小田原北条氏3代氏康の建立した鳥居跡のようです
一ノ鳥居が最初に建てられたのは、源頼朝が鎌倉に入った治承4(1180)年と伝わります。
場所は鎌倉女学院前の交差点の所でした。
平成2(1990)年2月の発掘調査により「浜の大鳥居跡」の遺構が発見されました。
同鳥居は天文22(1553)年に小田原北条氏3代氏康の建立した大鳥居跡であるようです。

関東大震災で3基の鳥居は倒壊しました
◆若宮大路沿いの鳥居の呼び方は、昔は逆でした
大正12(1923)年の関東大震災で若宮大路沿いの3基の鳥居は倒壊しました。
その後、一ノ鳥居は昭和12(1937)年に石造で再建、二ノ鳥居・三ノ鳥居は鉄筋コンクリートで朱色の鳥居に再建されました。
八幡宮社前の現「三ノ鳥居」が昔は「一ノ鳥居」と呼ばれていましたが、明治37(1904)年に特別保護建造物指定の際に「鶴岡八幡宮大鳥居(一ノ鳥居)」とされてから定まったようです。

(写真提供:鶴岡八幡宮)
鳥居の起源について
“鳥居”の起源についてはいくつかの説があるようです。一つは古代インドの仏塔の門「トラーナ」と形や音が鳥居に似ている説。
日本固有の説では、天照大神の天の岩戸開きの話の中で長鳴鳥(ながなきどり)という鶏を集めて鳴かせ、神前に止まり木を作ったので「鶏居」に由来する説。
他にも「通り入る」「鳥が居やすい」とか諸説あります。
かん治さん
「鎌倉検定は1級で お酒は2級を飲んでいまして、プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。


