

建長寺三門 鎌倉市山ノ内8
北鎌倉駅から徒歩15分
建長寺(鎌倉市)では毎年7月15日午前8時から三門下で施餓鬼会(せがきえ)を行った後に引き続き“梶原施餓鬼会”を行います。
これは建長寺開創の頃に、施餓鬼会終了直後に、梶原景時の亡霊が、この供養を受けたいとはせ参じて来ました。
そこで、開山大覚禅師(蘭渓道隆)が「梵語(ぼんご)心経」を読まれると景時の亡霊は成仏したというのが由来です。
“梵語心経”は開山が日本に持って来たお経
◆梵語とはサンスクリット語です
“梵語”とはサンスクリット語(古代インド語)です。“梵語心経(ぼんごしんぎょう)”は大覚禅師が漢字にしたためて、日本に持って来たありがたいお経で、梵語のままの般若心経の音に節をつけて読む古式ゆかしい厳かなお経です。「施餓鬼会」は、飢餓に苦しんでいる亡者の霊に飲食を施す法会でどこのお寺でも行います。

(写真提供:建長寺)
三門楼上には五百羅漢像などを安置
◆三門は三解脱(げだつ)門の略称です
三門は空(くう)・無相(むそう)・無作(むさ)の三解脱門の略称です。
寺院は山深い所にあるのでその入口は“山門”と書きますが、建長寺などでは“三門(建物としての名称)”と書かれるようです。
同寺の三門楼上には釈迦如来像、十六羅漢(らかん)像および鎌倉市指定文化財の銅造五百羅漢像などが安置されています。

(写真提供:建長寺)
建長汁が「100年フード」に認定されました
“建長汁(けんちんじる)”は建長寺発祥です。
大覚禅師が、野菜の皮や根、茎などの食材を無駄にしないようにと発案しました。
ある時、修行僧がうっかり豆腐を落としてしまいましたが、丁寧に洗って汁に入れて食したという話が伝わっています。
そのため「建長汁」には、豆腐をくずして入れています。今年の3月に「建長汁」は文化庁の「100年フード」に認定されました。
かん治さん
「鎌倉検定は1級で お酒は2級を飲んでいまして、プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。


