こんにちは。
社会人大学 代表理事の桑名です。

今回は「+(プラス)言葉」と「-(マイナス)言葉」のお話です。

 

事実は一つ、表現でニュアンスが変わる

例えば、コップに水が半分入っている状態を例に説明します。
コップに半分水が入っている事実は一つですね。
でも表現はたくさんできます。

例えば、

・コップに水がまだ半分ある

と表現できますが、次のようにも言えます。

・コップに水が半分しか残っていない

とも言えますね。

しかも感じ取れるニュアンスがだいぶ違うと感じませんか?
最初のほうが前向きな捉え方であとのほうが後ろ向きの捉え方に感じますよね。
このように同じ物事でも表現によってニュアンスが違ってきます。
私はこれを「+(プラス)言葉」と「-(マイナス)言葉」と呼んでいます。
当然、前向きな方が「+(プラス)言葉」で後向きな方が「-(マイナス)言葉」です。
もう少し例を挙げていきましょう。

ちょっとレベル感を上げますね。今度はマイナス言葉から行きます。

・あまりうまくできなかった

プラス言葉だと、

・失敗はしなかった…または、ちょっと失敗したけどなんとかできた

という感じです。                

「+(プラス)言葉」のほうが何となく落ち込まずに前向きになれる感じがしますね。
そうです、「+(プラス)言葉」は物事を肯定的にとらえる言葉なのです。
自分の事、自分のやったことを肯定的にとらえたほうが自分を好きになれるのです。
逆に「-(マイナス)言葉」は自分の事を否定するのでどんどん落ち込んだりするのですね。
明るい人、前向きな人は「+(プラス)言葉」を多く使っている気がします。

 

+(プラス)言葉を使う場所を間違えると困ったことになる

学校のテスト勉強でお子さんが「+(プラス)言葉」で考えてしまったらどうでしょう?
まだテストまで●日ある……。
この場合は「-(マイナス)言葉」の、テストまであと●日しかない!が正解ですね。

この「+(プラス)言葉」と「-(マイナス)言葉」については、トピックとして定期的に掲載していきます。
ご意見を頂けたら幸いです。

社会人大学
代表コンサルタント
      桑名 伸

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