こんにちは。
社会人大学 代表理事の桑名です。

今回のテーマは「避難訓練」です。

「避難訓練」をやっても、災害が起きたときには通常の判断ができなくなってしまう

この「湘南える」を読まれている瞬間は非常に落ち着いてくつろいでいる時間だと思います。

でも!

今大地震が来たらどうでしょう。
その時あなたの家族はどこにいるのでしょう。
そうです、携帯電話に電話しますね。
でも災害時はつながりませんよ。
今までの「当たり前」が通用しないのが緊急時なのです。
いざというときにしっかり行動できるように、家族や大切な人、特に子供と「楽しく」「実践的に」避難訓練をしましょう。

去年の千葉の大停電では一週間ほど携帯電話もつながりませんでした。

 

まずは総務省が用意している災害用伝言ダイヤルで、家族と子供と訓練をしておきましょう。

「171」をダイヤルすると使えます。
「総務省 災害用伝言サービス」で検索できます。

災害時は携帯電話はつながらないと思っていてください。
固定電話や公衆電話はつながる可能性が高いです。

でもこの「171」のサービスは家族全員がわからなければいけないです。
固定電話が無い方も公衆電話でできます。

 

さあ、避難訓練を開始しましょう。

とは言っても小さいお子さんはなかなか災害時のことを想像できないですね。
だったら「楽しく」慣れさせましょう。

簡単です。
「171」を使って、時々メッセージのやり取りをするのです。

お母さんは
「今日のご飯何食べたい?」
と。

お子さんは
「ハンバーグ食べたい」
と吹き込み返す。

これは災害時の連絡を取り合う訓練ですから政府も許してくれるでしょう。

そして
「何かあったらこの連絡方法で連絡を取るのよ」
と伝えておけばオーケーです。

最後にもう一つ。
大災害時は逃げるのが精いっぱいの場合もあります。
近所の避難所の確認や地震による津波から逃げる高い場所や集合場所を家族で決めておくことも大切です。
それを紙に書いて「写メ」で保存。
その紙はスマホケースに保存。
とにかく「ケータイ・ネットは全滅」を前提に訓練をしておきましょう。

社会人大学
代表コンサルタント
      桑名 伸

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