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こんにちは。
社会人大学 代表コンサルタントの桑名 伸です。

学校で教えてくれない 社会の授業では、社会の本質を学び、幸せになるための (不幸にならないための)正しい考え方についてお伝えします。

今回は読者様からの感想をご紹介したいと思います。

そして、若手だけではなく中年・シニアの方々もまだまだ自己投資ができることを知っていただきたいと思います。

投稿ネーム:海のめろちゃん 年齢:55歳 女性

〈社会の授業への感想〉 読ませていただきながら、あぁ、こういう情報…というか、話を教えてくれる人と、私が若い時に出会いたかったなぁ…と、知れば知るほど後悔が膨らんできて読んでいて知りたくなかった…と、まで思いました。
しかし!このような私の思いは何か微妙に違う…そしてそれが何だろうかと自問自答していくうちに、ある時ふと思いました。
残念ながら私にはもう年齢的にも物理的実行ができないものもある…
ですが、この紙面の記事と出会った私の使命は伝えることだ!と思いました。
早速まずは手元の記事のみですが切り取って、ノートに貼りました。これからはノートに記事を貼り続けます。
そして息子の誕生日にこのノートをプレゼントしよう!と、思いました。
ありがとうございます。そしてこれからの記事にも期待しています。

めろちゃんさんありがとうございます。ノートに貼って…、 身が引き締まる思いです。
いただいたメールを見ていると、どうやらめろちゃんさんは「自分は年だから成長はあまり期待できない。自己投資するには遅い。だから後悔している。」「成長途中の息子に期待していこう。」ということを考えているようです。

ちょっと待ってください。人生100歳時代ですよ。まだまだこれから長い人生、自己投資する場所はたくさんあります。

以前ご紹介した「反省」と「後悔」の違いの授業を再度ご紹介します。

「反省」と「後悔」の違い

人はよく、「反省」や「後悔」をしますよね。
どちらも結果的に良くないことになってしまった時に使う言葉ですね。
皆さんはどういう時に「反省」をし、どのような時に「後悔」をしていますか?
それを考えるにはこの2つの言葉の違いを知らなければいけませんね。
例え話をしましょう。
「今の旦那と一緒になって『後悔』している」…どことなく聞いたことあるフレーズですね。(笑)でも「今の旦那と一緒になって『反省』している」とはあまり言いませんね。
例えが悪すぎましたね。幸せなご夫婦にはピンとこないでしょう。縁起でもない話で失礼しました。
それではこんな感じはどうでしょう。
「このレストランに入って『後悔』している。」
…食事が美味しくない時によく使いますね。
「値段の安さに釣られて入っちゃったのは『反省』だな」もありですね。

さて、この二つの大きな違いを説明しましょう。

漢字がその意味を物語っています

漢字がその意味を物語っています。

「反省」=省(かえり)みて、『反』対のことをやる、です。
言い換えれば「過去を振り返って失敗した反対の行動をとる」という事です。

「後悔」=後(あと)で悔(く)いる、という事です。
つまり「後悔」は、取り返しがつかないことを言うのです。

「反省」は、過去の失敗したことと反対のことをやって、失敗を取り戻すことができます。
明るい未来つながっているのが「反省」です。この差は大きい。

では2つの例題を振り返りましょう。

「旦那さん」選びに失敗した場合は反省したところでどうにもならないです。(失礼!)だから「後悔」を使うのです。

レストランの場合は入店して美味しくなくても「時すでに遅し」ですね。
「まずいからやーめた」はできません。
お店の選び方を失敗したら「反省」して、選ぶ基準を変えて同じ失敗を避けることができます。

口ばかりの「反省」をして、失敗した反対の行動をとらずにいると「後悔」に変わるので注意したいものです。

めろちゃんさん、反省ではなく後悔にスポットを当てていませんか?まだ人生50年近くありますよ。まだまだ後悔ではなく反省をすることができ、自己投資もできます。
めろちゃんさんと息子さんがそろって自己投資をしていただければ嬉しいです。
そんなめろちゃんさんを見て息子さんも一層頑張れるでしょう。5

0代はまだまだ頑張れる、その証拠を次号の授業でじっくり説明しますね。

社会人大学
代表コンサルタント
      桑名 伸

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