こんにちは。
社会人大学 代表コンサルタントの桑名 伸です。
学校で教えてくれない 社会の授業では、社会の本質を学び、幸せになるための (不幸にならないための)正しい考え方についてお伝えします。
今回は読者様からの感想をご紹介したいと思います。
前回は、読者様の海のめろちゃんさんからの感想をご紹介しました。めろちゃんさんは55歳。成長を息子さんに託すだけでなく、まだまだ自己投資ができるという証拠を今号の授業で説明していきましょう。
投稿ネーム:海のめろちゃん 年齢:55歳 女性
〈社会の授業への感想〉(前号の抜粋)
社会の授業を読み進めていくと後悔が膨らんできて、読んでいて知りたくなかった…とまで思いました。残念ながら私にはもう年齢的にも物理的にも実行できないものもある… ですが、この紙面の記事と出合った私の使命は伝えることだ!と、思いました。
まずは手元の記事を切り取ってノートに貼り、息子の誕生日にこのノートをプレゼントしようと思いました!
このようにめろちゃんさんは、「自分は年だから、成長はあまり期待できない。自己投資するには遅い」「成長途中の息子に期待していこう」ということを考えているようだったので、今回は自己投資に年齢制限はないことをお伝えしようと思います。
前号で紹介したように「後悔」ではなく「反省」ができるということを理解すればよいのです。
めろちゃんさんは、「年齢的にも物理的にも実行できないものがある」と話されています。これは取り返しがつかない「後悔」(前号参照)のカテゴリーと判断していますね。これが間違いなのです。
確かに年齢的に物理的に不可能なことは多数現れてきているでしょう。
しっかりお伝えするので聞いてください。
これからの人生の中で、年齢的・物理的に無理と判断していることだけが成長できる範囲ではないということに気づいてください。むしろ成長が不可能になった範囲というのは、思った以上に狭く、今からでも成長できる範囲は非常に広範囲なのです。
例えばスポーツ選手がピークを越してしまうとその分野(その競技)の選手としての成長は難しくなります。そこだけの視野でいうと、ピークを過ぎたスポーツ選手は「人生終わった」となるのでしょうか。
そんなことはないですね。そのスポーツにおける「選手」というカテゴリー以外で活躍される方もいらっしゃいますし、まったく違う分野で成長をされている方も多く存在します。
一方、ピークを過ぎて引退しても、その分野に執着し過ぎている方もいらっしゃいます。
ピークを過ぎ、時間を投資してもマイナス成長にしかならず、自己投資ができないフィールドに身を置いているということになります。結果的に衰退していく自分を見続けることになり、辛さを感じることになるでしょう。
めろちゃんさんはこのパターンかもしれませんね。人生全般に対して「ピークを過ぎてしまった」と決めつけてはいないでしょうか。この自分に対しての「決めつけ」こそ「反省」をしていきましょう。
「省みて」「反対のことをやる」のが反省ですね。
〈できることをすぐやる。それが反省〉
さて、中年の代表としてめろちゃんさんが反省をしていく方法をお伝えします。
■第一に「年齢的・物理的にできなくなった」という考えは頭の中から捨てる。考えてもしょうがないことは、さっさと捨てましょう。
後悔する人は、ここについて頭を使ってしまいます。無駄な時間は使わないでください。時間がもったいないですから。
■「年齢的・物理的にできなくなったこと」以外、つまり今でもできることで、今までやれていないこと、やってしまったこと(余計な失敗行動)を考えてみます。
できれば手帳かメモに書き出してください。スマホに入力してもよいです。いっぺんに仕上げなくてもよいです。ただし、思いついたらその場で書き留めてください。これが一番重要です。すぐにやるのです。ここが反省の一丁目一番地となります。
コツは小さいことでもよいので書き出すことです。小さいことのほうがすぐに「反省」することができます。大きなことも書いてよいです。考えついた時にすぐにやることが大切です。
■中年の失敗事例は見ない。中年の成功事例も見ない。
現代社会は情報にあふれています。中年の失敗事例だけでなく、有名人が何かにつけ上から目線で苦言を吐く投稿なども見ない方がよい情報です。そのような情報を見るとそれに引き込まれるからです。
また、成功事例の投稿は自慢話も多く見受けられます。その自慢している発信情報と自分を比較すると、負けていると落ち込むのが関の山です。成功の情報発信をしている人は、承認欲求から「イイトコ」だけを切り取って情報発信している方もいるので、それと自分を比較する意味は全くありません。
それではどういう情報に触るべきか。
■自分の中の五感の情報に触る。
難しいことではありません。次号で分かりやすくお伝えします。
また、幸福感(幸せ)の正体についても授業で扱います。幸福感が何かが分かれば迷うことはなくなるので勉強していきましょう。
社会人大学
代表コンサルタント
桑名 伸
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