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こんにちは。
社会人大学 代表コンサルタントの桑名 伸です。

学校で教えてくれない 社会の授業では、社会の本質を学び、幸せになるための (不幸にならないための)正しい考え方についてお伝えします。2024年もあとわずか。今年最後の社会の授業となります。

皆さまの一年はどうでしたか。
今回の授業に入る前に一年を振り返ってみましょう。

来年2025年をよりよい一年にするために2020年1月11日号の授業を今一度ご紹介します。年号は現在に置き換えてお読みください。

〈2020年1月11日号社会の授業〉

皆さま、あけましておめでとうございます。社会人大学代表コンサルタントの桑名 伸です。
令和も2年目を迎えました。今年は初詣に行きましたか?
行った方も行かなかった方も「今年こそは●●しよう!」のような、祈願をしたり目標を立てたりしたのではないでしょうか。

皆さまにとって2020年の今年が良くなるために!を、お伝えします。

今年の祈願や目標を考える前に一年前に戻ってみる…そう、2019年の年明けのころです。
今年の祈願や目標を達成する前に、振り返ってみてほしいのです。
さて、そこで質問です。
「去年は何を祈願しましたか?」
「去年は何を目標に立てましたか?」

まさか、覚えていない…は無いですよね?(笑)覚えてはいるけど、できなかった…。
なるほど、残念ですね。

今年はどうでしょう?
去年と同じというわけにはいかないですよね。
去年は駄目だったけど今年こそは!…。

そうです。
それが大切です。

うまく行かなかった方も今年はうまく行くことになるでしょう。それには去年やらなかったことを やってみてください。 ちょっとしたコツでうまく行くようになりますから。

今年こそは!をうまく行かせる大作戦

「祈願内容や目標をよく見る部分に画像で貼り出す」
これは「目標は●●すること!」みたいにやらないでください。厳しく追い込むと逃げたくなります。できれば写真やイメージ画像などで「いいなぁ」と思えるものを貼り出してください。

こんな感じでいかがでしょうか。

目標達成しない原因は「忘れてしまう」「ストイック過ぎ」「そもそも無理な計画」などが挙げられます。
ですから、前述の貼り出しで「絶対に忘れない」「わくわくする」事が大切です。そして、「無理のない計画」の範囲でまずやってみることです。

さて、この一年が祈願達成できますように。皆さまの幸せとご健闘をお祈り申し上げます。

どうでしょう。
この授業は2020年の年明けの授業です。
皆さまが新年を迎えられ祈願や目標を立てる前にお伝えしたいと思い紹介しました。

さて、皆さまにおいては今年の祈願(目標や意気込み)は何でしたか?
祈願が叶った方、道半ばの方、失敗してしまった方、そもそも祈願が何だったか忘れてしまっている方。(笑)
皆さまそれぞれの一年を過ごしてこられたかと思います。
この2020年年始の授業と、今回の授業で、大切な自分自身を改めて見つめ、2025年をより一層良い一年にしていきましょう。

前回の授業内容は、「自己投資の話」に対して、「中年には自己投資のチャンスが無いから息子に託す…」 (決めつけの要約ですみません)という内容のご意見をいただきました。
それに対して社会の授業では「中年でも十分自己投資はできることと、それには『幸せの正体』を理解することが必要」ということをお伝えしました。

中年でもシニアでも自己投資ができることを理解していただける授業です。皆さまの2025年の祈願の幅が広がり、それが実現できるようになればうれしく思います。

全ての人の祈願や目標の内容は、必ず「幸せになる」方向に向かってのものです。
しかし、その「幸せ」とは何なのかをきちんと理解しないと間違った方向に向かってしまったりします。
「幸せ」とは何なのか。「幸せの正体」を勉強していきましょう

★幸せとは一言でいうと「上向きの方向」です。
「積み上がる」「増える」「広がる」「深まる」…など。プラスの方向性を感じることなのです。

例を挙げていきます。

金額はほぼ10倍の差がありますが、100万円になったときには幸福感を感じ、997万円の時には悲しさを感じます。残高の多寡ではありません。
買い物でポイントがたまった時はうれしいけれど、ポイントを使って得をしているにもかかわらず、残りのポイントが減ってちょっと悲しくなるのもそれです。

これは以前の授業で失礼ながら扱った「美人という資産」と同じです。
今までできたことやあったものが失われていく、つまり下方向のことに辛さを感じます。

逆に

恋愛感情を一生キープしているカップルや夫婦が多いとは言えないでしょう。恋愛感情だけではいずれ冷めてしまい(下方向)、上方向へ積み上げるものがないと別れが来ることになります。
しかし、恋愛感情が薄れていく…、つまり下方向になっても、それ以上の上方向のものがある。これが長くうまくいくカップルや夫婦だと言えます。

このように「幸せ」の正体は「上方向」であることなのです。
そして「幸せ」を感じるにはその状態が継続することも必要です。
瞬間的な「上方向」、例えば、テーマパークで友人と遊ぶ、カラオケで熱唱する、などは感情的に一瞬盛り上がる「上方向」ではありますが、それが終われば冷めます。それは「幸せ」ではなく「喜び」といいます。

おじいちゃんおばあちゃんが自分の肉体は衰退していく(下方向)けれども、孫はすくすくと育っていく「上方向」の塊ですから、孫に会うと幸せを感じるのです。

さて、中年の皆さまに質問です。「上方向」になるものはありますか?

ここで多くの方が間違えます。それは「比較」をしてしまうということです。しかも、自分が持っていないものを持っている人と。
今回の話だと「若い人」と比較をして自分は中年だから…、とやってしまいます。肉体的にはどうやっても負けます。
それ以外も全部負けですか?

確かに若手は「上方向」のチャンスをたくさん持っていそうですね。でもそれとの比較には意味がありません。
「幸せ」の正体は「上方向」ですから、自分ができる「上方向」をやればいいだけです。
友達が増えた、趣味を始めて楽しみが増えた、おしゃれをしてきれいになった、頑張って●●ができるようになった……。

幸せの種はあらゆるところに転がっています。
「上方向」になれることが目の前にたくさんあっても「他人と比較」をするとそれが見えなくなるのです。
中年であってもシニアであっても自分を見つめれば必ず「上方向」が見つかります。
いつでもだれでも自己投資はできるのです。

補足ですが、残された時間は決して短くはありません。50歳でもあと50年も生きなければいけません。(笑)
中年の方は投資先の時間が短いと勘違いをしないようにしてください。

昨今はネットやSNSできらびやかな自慢の投稿が降り注いでくる毎日です。人はその情報を見て自分と比較をして「下方向」を感じてしまいやすいのです。
きらびやかな自慢の投稿や著名人の自己主張から来る「こうあるべき論」などの意見(それも押しつけの『あるべき姿』と自分を比較してしまいます)は相手にせずに「五感で自分と向き合う」ことが大切なのです。
他人ではなく自分自身と向き合い自分なりの「上方向」を探すとうまく行き始めます。

祈願の内容・目標の設定の仕方を変えてみましょう。
「こうなったらいいなぁ」と夢と希望で終わっていた人も、「絶対こうする!」と意気込みすぎて挫折した人も、やろうと思ったけど時間がずるずる過ぎて…という人も皆さま聞いてください。
祈願・目標の形を変えましょう。

どう変えるのか。 

見るべきは…

を強く想像するのです。
未来の自分のカッコいい姿を見てあげることが大切です。

同時に…

も想像してください。
2つを同時にやることが大切です。
カッコ悪い想像は、カッコいいほうに動き出す原動力になります。

最後にもう一つ。
年初の祈願・目標を年末に忘れている…、ということが無いよう次のこともやってみましょう。
ことあるごとに、

と自分に問いかけます。
何かをやろうとするとき、何かを判断するとき、ことあるごとに考える癖を持つと年末まで忘れないどころか、年末には祈願・目標に近づいていたりそれが叶ったりしていることでしょう。

一年の振り返りと同時に人生の振り返りと、これからの「幸せ」のために図を用意しました。

肉体は衰退しても、他のものを積み上げればずっと上方向になるということを表しました。
図にあるもの以外も積み上がるものは星の数ほどあるので、自分を見つめ、いつ何を積み上げて上方向にいくかを想像し、「カッコいい老後」を想像するのもよいでしょう。

皆さまが今回の授業を参考にして自分の人生を真剣に考え見つめ、祈願達成していただけることを願っています。
一年間ありがとうございました。来年も学校で教えてくれない社会の授業をよろしくお願いします。
2025年も皆さまにとって良い一年になりますように。

社会人大学
代表コンサルタント
      桑名 伸

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