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宣言しよう! 見られちゃおう!

こんにちは。
社会人大学 代表コンサルタントの桑名 伸です。

今回の授業は引き続き「目的」「目標」を達成する方法の3回目です。
「目的」「目標」を達成できない人の逆をやるとうまくいく… という内容です。

前号までの2回で
・「リスク」と「メリット」が時間を経過とともにひっくり返る(目的が軽い)事例
・最初の一歩が出ない
の原因とその解決方法をお伝えしました。

「目的・目標を達成できる人とできない人の違い」は次の通りでしたね。

「目的」「目標」を設定しても失敗する人の特徴
■「リスク」と「メリット」が時間を経過とともにひっくり返る(目的が軽い)
■最初の一歩が出ない
(ここまでは前号までで紹介しました)
■目的・目標を自分だけのものにしている
■「思い」を目標にしている
■目的が相手の目的の邪魔をする など…

今回は「目標を自分だけのものにしている」を勉強しましょう

目標達成できない原因が目標を自分のものだけにしているということであれば、逆に「目標をさらす」ことで解決できます。

「目標をさらす」意味は2種類あります。
・1つ目は自分が忘れてしまわないため。
・2つ目は周りに強制してもらうため。

です。

さらし方はいろいろ。見えるところに紙に書いて張り出す、自分以外の人に宣言をしてしまうなどいろいろな方法があります。
紙に書いていつも見えるところに張り出せば書いたことをやれていない、つまり約束を守れていない自分が嫌になり目標に向かって動き出す力になります。
ここでは張り紙を剥がしてしまうことには触れないでおきます。(笑)
周りに宣言してしまうというのは、周りの目を「監視役」として味方につけてしまう方法です。「あいつ宣言したのに何もやっていないよな…」という目に耐えられずに動き出す力になるのではないでしょうか。

読者の方から良いタイミングで感想メールをいただきましたのでご紹介します。


投稿ネーム:みーさん
性別 : 女性
相談内容(ご意見)
目的、目標設定に関しての成功、失敗についてですが、あくまでも私の経験ですが、目標達成をたてても、まずそれを文字として表記して、目の届くところに置かないと意識が続かないので、カレンダーに書きます。
次に目標達成のために今できる手立てを考え、実行すること。うまくいかないときはやり方が違うと捉えて試行錯誤していく。
筋トレと大きく目標をたてずに、つま先立ちを電車やバスを待つ間やる、1日1回おなかをへこますだけでも、1年やると意識も変わるし、少しずつ増やす方向の方が結果は早いです。
何月までにやるか期限を決めてしまうのもいいです!

投稿いただいたみーさんは掲げた目標を達成できる方ですね。参考にして学んでいきましょう。
「ちょっとずつでいいからまずやってしまう」「目に付くところに書き留める」そして「達成できる小さな目標をコツコツ続ける」成功パターンとして勉強になります。みーさん、投稿いただきありがとうございました。

もう一つの事例「姫川かよ子さんの場合」


今だから言えるけど、私禁煙に成功したのよ。
超ヘビースモーカーだったの。1日2箱とか。でも仲間と賭けをして勝ったのよ。
6人と10万円ずつ賭けたのね。
周りはみんな私が我慢できないって決めつけてたから意地になっても勝ってやったわ。
負けたら60万払うのは絶対嫌だったし! 勝負の6カ月間の最初は辛かったわー。
会うたびにそいつらは私の臭いを嗅いでくるんで家で吸うこともできなかったのよ。むしろ臭いを嗅いでくれて正解って感じかもね。(笑)

この湘南えるの相談コーナーのかよ子ママからも成功体験をいただきました。そのままの表現で掲載します。(私の作文ではありません)
かよ子ママからも「目標をさらす」ことは学べたのではないでしょうか。ただし賭け事は犯罪ですのでお勧めできません。