“勝長寿院”は源氏の菩提寺でした
2022年12月6日
【2022年12月10日号】勝長寿院(しょうちょうじゅいん)は源頼朝が父義朝の菩提(ぼだい)を弔うために創建しました。大きな寺だったので“大御堂(おおみどう)”とも、また大倉御所の南の勝地に建立したので“南御堂”とも呼ばれています。
金剛寺(秦野市)は源実朝にゆかりの寺院
2022年10月4日
【2022年10月8日号】金剛寺は三代将軍・源実朝にゆかりの寺院です。実朝は右大臣拝賀の式後に鶴岡八幡宮境内で甥の公暁に暗殺されます。公暁は実朝の御首(みしるし)を抱えて逃走するも誅(ちゅう)殺されています。実朝は源家の菩提寺・勝長寿院(廃寺)に葬られますが『吾妻鏡』には「御首の在所を知らず…」とあります。その御首は金剛寺に埋葬されたと伝わっています。