藤沢市をエリアごとに紹介する「藤沢13地区めぐり」。
5回目は「御所見地区」です。
市北西部に位置し、綾瀬市、海老名市、寒川町、茅ケ崎市と隣接したエリア。
13地区の中で面積が一番大きく、豊かな自然に恵まれ、農業や造園業、養豚業などが盛んです。
「少年の森」には、アスレチックコース、キャンプ場、水遊び広場、自然散策路、宿泊研修施設など、施設が充実。
管理棟には、おむつ替えができる授乳室もあり、子どもと一緒に自然の中でのびのびと遊べます。
また、用田には女坂スポーツ広場、葛原(くずはら)には葛原スポーツ広場野球場があります。
季節の花々を訪ね歩くのも、この地域の楽しみの一つ。
秋のお彼岸ごろは小出川の両岸に咲くヒガンバナがよく知られています。
少年の森駐車場の向かい側にも地元のみなさんが立派なざる菊を育てています。
歴史と地名
御所見地区からは旧石器時代末期の土器や住居跡など、1万8000年前から人々が生活していた痕跡が発見されています。
御所見村となったのは、1889(明治22)年。
町村制施行により用田、葛原、菖蒲沢、獺郷(おそごう)、打戻、宮原の6つの村が合併したときからで、1955(昭和30)年には、藤沢市に合併・編入されました。
「御所見」の地名は、菖蒲沢にあった塚から葛原(かつらはら)親王が住む御所を眺めたので、そこを御所見塚と呼んだことに由来するという説があります。
「用田」の地名は寒川神社所領の御用田があったことから、「獺郷」は沼地にカワウソが住んでいたのでと伝えられています。
市の主な施設
■御所見市民センター
打戻1760-1
TEL 0466-48-1002
■御所見公民館
打戻1760-1
TEL 0466-49-1221
■少年の森(管理事務所)
打戻2345
TEL 0466-48-7234
※休業などの場合もあります。詳細は問い合わせを。