
子育て中のお悩みに、他の読者の皆さんなどから「うちはこんな感じです」という「あるある」エピソードが届きました。
藤沢市で長年子育てアドバイザーを務める宗藤純子さんのアドバイスも参考にしてください。
★「ぽんた」さん(45歳)のお悩み★
■お出かけ先での子どものお土産、どうしていますか?
小学2年生と6年生の子どもがいて、私たちはいろいろな所へ出かけることが好きな家族です。
私自身は動物園や水族館など各地の遊び場に出かけたとき、経験になることにお金を使いたいタイプなのですが、どこにでも必ずお土産ショップがあり、子どもたちに何かしら買う流れとなります。
今までほぼ毎回、出先で雑貨や文房具などを記念に購入してきましたが、数カ月もするとそれらは使われていなかったり、大切にされていないことも多く、残念な気持ちになっています。
皆さんは、お出かけ先での子どものお土産は、どのようにしていますか?

★「年子ママ」さんからの投稿
わが家もお出かけ大好きなのでお気持ち分かります!
毎回お土産コーナーをスルーできず頭を悩ませていましたが、
事前に「今日はこの後にアイスを食べるから、今回はお土産は買わないよ」と伝えると、
その先のアイスを楽しみにしてお土産を買わずに済むようになりました。
また、ちょっとしたお菓子などの消耗品を買うのもおすすめです♡
引き続き子どもたちとの楽しい思い出をたくさん作れますように。
★「かわ」さんからの投稿
わが家は旅行などに行くと、値段はこの範囲と決めて、お土産を1つ買っていいことにしています。
たしかに数カ月で使われなくなることも多々ありますが、ふとしたときに、「これは○○行ったときのやつで〜」とか話にでたりして、
旅行の思い出の一つとして胸に刻まれている気がします。
誕生日などでなく自分で選んだ好きなものが買える特別感も、旅行などのイベントの醍醐味(だいごみ)の一つと捉えています。
これも旅行などの経験のひとつ、と捉えると親御さんの気持ちも軽くなるのではないでしょうか。
★「おどろき桃の木」さんからの投稿
うちの小学生の娘と息子もそうです。
お土産を買った日から存在を忘れ、私に捨てられても気付かないほどです。
金銭的な問題ではなく、物を大事にしてほしいと思っています。
なのでうちは、「この間買った◯◯は使ってる? せっかく買ったのに大事にしてくれないのとても悲しいな」と伝えています。
そうすると子どもは「欲しい欲しい!」から一度立ち止まり、ハッとして考えるのです。
それでも欲しい!となる時もありますが(笑)。
時間はかかるかもしれませんが、あなたは忘れてもママは覚えているよ、という姿勢で繰り返しやり取りすることで伝わっていくかもしれません。
★「まりんこ」さんからの投稿
わが家では小学生の娘が出先でお土産を買った時、家でその日のチケットなどとお土産を一緒に宝箱に保管しています。
そうすればいつどこで買ったか、思い出と一緒に覚えていられます。
キーホルダーは定期的にランドセルに付け替え、新しい文房具もその中から出して使います。
宝箱に入りきらない分は買わず、汚れた物は捨てるようにすると増え過ぎを防げます。

宗藤純子さんからのワンポイントアドバイス
★大切なのは、「自分は何を大事にしたいのか」に立ち戻ることです
お出かけ先でのお土産やおねだりの悩みは、あるあるですね。
背景には「どう関わればよいの?」という保護者の戸惑いがあります。
子どもの気質や家庭の価値観によって関わり方は違い、迷いや揺れは、子どもを大切に思っているからですね。
大切なのは、「自分は何を大事にしたいのか」に立ち戻ること。
体験することと、モノを欲しがる気持ちは分けて考えてみると、少し整理しやすくなります。
出かける前に親の思いを言葉にする。
買わない選択の日には写真や会話で思い出を残す。
ねだられても気持ちは受け止め、判断は揺るがない。
これらは親子の関わりを見つめ直すためのヒントです。
あなたは、何を大切にしたいですか?
(2月28日号掲載)

宗藤純子さん
藤沢市在住。都内私立幼稚園教諭主任を経て、保育士・子育て・家庭教育アドバイザーとして、産前産後、乳幼児期から思春期までの家族支援に約40年従事。
2010年神奈川県子育て支援大賞「奨励賞」。市内親子活動・支援サークル主宰。
短大非常勤講師、元鎌倉市医師会立産科診療所外部講師
「子育ての会ベビーぴよぴよ012」
https://ameblo.jp/piyopiyostaff/
宗藤純子公式ホームページ
https://junkomuneto.com/



