子育て中のお悩みに、他の読者の皆さんなどから「うちはこんな感じです」という「あるある」エピソードが届きました。
藤沢市で長年子育てアドバイザーを務める宗藤純子さんのアドバイスも参考にしてください。

■家事、育児、仕事に手いっぱいで、子どもとの時間が作れません
私はシングルマザーです。
2歳の子どもがおります。最近、仕事復帰をして、家事、育児、仕事で手いっぱいになり、なかなかゆっくり子どもと遊んであげられません。
親は1人だから寂しい思いをさせないようにと考えると、さらに悩んでしまいます。
皆さんは忙しい時、子どもとの時間をどうやって作っていますか?

★「見守り隊」さんからの投稿
私は訳あって、夫と別居していたため、9カ月と2歳の子どもを2年以上ワンオペで育てていた時期があります。
当時は無職で家事と子育てで精いっぱいの毎日でした。
大げさですが、子どもたちを毎日守り、生かすことが第一目標だったので、ゆっくり遊んであげられた記憶がありません。
唯一していたことは、夜、子どもたちと一緒に布団に入り、余力があれば絵本を読む、なければ手をつないで寝ることをしていました。
子どもの成長とともに、ゆっくり遊べる時間が必ずやってきます。
今は一生懸命ママさんご自身の体を大切に、元気に無理しすぎず過ごすことが何よりだと思います。

★「もう小3男子のママ」さんからの投稿
ワンオペのパート勤務の主婦です。
状況は違うかもしれませんが、私の場合、忙しくてあまり子どもと向き合えていないと感じた時は、ほんの少しの時間でもいいので一緒にその場を思い切り楽しむようにしています。
子どもを園に送り迎えする時間、一緒にお風呂に入る時間、夕ご飯の時間、寝る前の時間など、そのうちの数分でもいいから、子どもの話にしっかり耳を傾けたり、子どもを変顔で笑わせたり、やり取りの時間を楽しむ。
それだけでも、ぜんぜん違う気がします。
私自身も、仕事や家事を一瞬忘れて子どもと接していると、不思議と心が落ち着きます。
復職前と比較せず、今できることを最大限に考えて、お子さまとの小さな思い出が積み重なっていくといいですね。

★「ごまちゃん」さんからの投稿
現在3歳の息子を子育て中です。
1年前に仕事復帰しました。
復帰前は子どもと接する時間が長かっただけに、最初は息子に対して十分に時間が取れないことに罪悪感がありました。
しかしこのまま罪悪感を持ち続けることの方が、息子にとってよくないと思うようになり、平日は、あまり構ってあげられないものだと割り切ることにしました。
その代わり、休日は、外食にするなど家事を手抜きして、思い切り子どもと遊ぶ。
心の持ち方を変えて、まずはママが元気でいてくれたら、きっとお子さまもうれしいと思いますよ。
お互いにがんばりましょう!

思うようにいかなかった日も、そこには、子どもたちのための大切な時間があります
夕方の家事や育児、仕事との両立に追われる毎日は、本当に大変ですね。
それでも「どう乗り越えよう」「子どもとの時間をどう作ろう」と考えられている姿に、お子さんを大切に思う気持ちを感じます。
まとまった時間が取れなくても、日常の生活の中での声かけ、寝る前の数分、一緒に笑う時間も、子どもにとっては大切な安心です。
忙しい毎日の中にも、親子の時間は育まれています。
誰かに頼ることが難しい日も、思うようにいかなかった日も、今日していたことの中には、目の前の子どもたちのための大切な時間があります。
あなたも大切な人です。
できなかったことだけで、自分を責めすぎないでくださいね。
(9月5日号掲載)

宗藤純子さん
藤沢市在住。都内私立幼稚園教諭主任を経て、保育士・子育て・家庭教育アドバイザーとして、産前産後、乳幼児期から思春期までの家族支援に約40年従事。
2010年神奈川県子育て支援大賞「奨励賞」。市内親子活動・支援サークル主宰。
短大非常勤講師、元鎌倉市医師会立産科診療所外部講師

「子育ての会ベビーぴよぴよ012」
https://ameblo.jp/piyopiyostaff/

宗藤純子公式ホームページ
https://junkomuneto.com/