CHO-KATSUとは腸活のこと。
大腸内の環境を整える活動のこと。
大腸内環境が良くなれば便秘解消、肥満防止、大腸がんの予防にも役立ちます。
さらに、脳へも好影響。
精神の安定にも貢献すると分かってきました。
悩みがあればお腹の調子も悪くなるそうです。
脳腸相関。互いに連携しています。

和食は腸にいいものがたくさん。
例えば、玄米。
腸内の善玉菌のエサになる食物繊維(プレバイオティクス)を豊富に含んでいます。
例えば、納豆。
腸内の善玉菌の一種、乳酸菌(プロバイオティクス)も含んでいます。
プレもプロも同時に摂取。それがシンバイオティクス。

一方、海外にもヘルシーな料理があります。
ハワイ語で切り身を意味する POKE(ポキ)。
マグロの切り身を調味液に漬け込むのが一般的。
マグロに多く含まれるヒスチジンというアミノ酸。
脳に届いて満腹感を感じさせることで有名。
つまり過食防止にグッドです。

そんな和の食材と、カリフォルニア・ピープルに人気のポキが、茅ヶ崎で融合。ポキ丼・CHO-KATSUの完成です。
旬のオクラのネバネバは食物繊維。
柚子の風味でサッパリと。
コロナ禍の飲食店を支援する茅ヶ崎 Food Action、NPO法人湘南スタイルに助けられ、文教大学の学生さんのアイデアを California POKE Company さんが具現化してくれました。

第二弾、第三弾とCHO-KATSUシリーズは続きます。
このリアルな世界とシンクロする映像「CHO-KATSU ザ・ムービー」も制作中。10月公開予定です。
ご期待ください。

ポキ丼CHO-KATSU@California POKE Company、
Mサイズ1050円(税別)

 

 

151223-文教広報誌BP顔写真

笠岡誠一(かさおか・せいいち)

1967年、広島県生まれ。
文教大学健康栄養学部教授。
管理栄養士。
食品栄養学修士(東京農業大学)。
博士(農学)(愛媛大学)。


山之内製薬(現・アステラス製薬)健康科学研究所研究員、アメリカ国立衛生研究所(NIH)客員研究員を経て現職。専門分野は栄養学、食品化学。レジスタントスターチに早くから注目し、レジスタントスターチを増やした「ハイレジ食」の開発なども行う。小説「きみのハラール、ぼくのハラール」や映画制作「CHO-KATSU」など、多分野で活躍中。