【2021年12月11日号】12月18日は「長谷寺」の歳の市

年の瀬の観音様のご縁日(18日)には長谷寺で「歳の市」が開かれます。
参道には多くの屋台が立ち、飲食の他、だるま、熊手などの縁起物、神棚や暦などが売られます。
昔は鎌倉市内の他寺社でも開かれていましたが、今は長谷寺だけです。
境内では福寿草市が開催されます。
※8:00~16:30は長谷寺は移管料400円。16:30からは拝観料無料

長谷寺「歳の市」の様子。
長谷寺
鎌倉市長谷3-11-2。
江ノ電「長谷駅」から徒歩5分

東日本最古の「大黒天立像」

本堂横の観音ミュージアムに収蔵

大黒天立像

「大黒天立像」の背後に書かれた銘には応永19年(1412)に造立されたとあります。
頭巾をかぶり、大きな袋を背負い、うちでの小槌を持ち米俵の上に乗った福神像です。
通常非公開ですが、令和3年12月26日(日)から翌年2月23日(水・祝)まで特別公開されます。
ミュージアム入館料300円。

 

多くのお像を祀(まつ)る「大黒堂」

同寺に入山して右奥に大黒堂があります。

長谷寺大黒堂

大黒堂内には多くのお像が祀られています。
堂内中央には「出世開運授け大黒天」が祀られ、向かって左には七福神像が、右には「三面大黒天」を安置。
三面大黒天とは、正面に「大黒天」、右に「弁財天」、左に「毘沙門天」の三つの御尊顔を持つ大黒様です。

 

めでたい数え歌「大黒舞」

大黒さんは財福の神様で七福神の仲間です。
私の出身地、三陸地方に伝わる大黒舞(だいこくまい)を紹介します。
“大黒という人は、一で俵(たわら)を踏(ふ)んまえて、二でニッコリ笑って、三で杯頂いて、四つで世の中良いように、五つで泉が湧くように、六つで無病息災に、七つ何事無いように、八つで屋敷を平らげて、九つ米蔵、御(おん)建てて、十で宝を振舞いだ、打ん出(うんで)小槌(こづち)、小槌の御宝、誰に譲ろうか、こちらの家の旦那様、孫、ひこ、やしゃご、に譲るべえ!”

機会がありましたら、ご披露させていただきます。(かん治)

 

かん治さん

「鎌倉検定は1級で お酒は2級を飲んでいまして、プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。

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