【2020年6月13日号】マスクから学ぶ「需給」の乱れからの焦りは危険

こんにちは。
社会人大学 代表理事の桑名です。

 

コロナ騒動で注目された商品は

それは何と言っても「マスク」ですね。
3月から4月にかけての品薄状態には、皆さんも不安に駆られたことでしょう。
何しろ、「欲しくても手に入らない」のですから。

緊急事態宣言が解除された現在はどうでしょう。
マスクが行き渡ったのか、予防の意識が高まったのか、マスク着用をしている人が以前より高まり95%以上になっているようですね。
ほとんどの方にマスクが行き渡ったのだと思います。

そんな中で、面白い光景を見ました。
街頭でマスクを販売していたのです。
マスクだけを机の上に置き、「不織布マスク50枚1500円!」という感じでコワモテの男性が立っていました。
以前は50枚5000円以上で飛ぶように売れていたマスク。
街頭で1500円で販売している様は飛ぶように売れる状態ではなくなったことを物語っています。

飛ぶように売れる状態、つまり、モノが少なく欲しい人が大勢いるときは、ほとんど口コミで商品はさばけていきます。
街頭で販売したり、「マスクあります」という看板を出している状態は、商品が極端に不足している状態ではないという事です。
宣伝しないと売れないわけです。

「需給バランス」「需給関係」をこのマスク現象で勉強しましょう。

 

需要と供給の関係

「マスクが不足!早朝ドラッグストアに長蛇の列」
「シャープがマスクを作った」
「アベノマスク」

……いつの話でしょうか。
ほんの一か月程前の話です。

そして今、マスクの大量生産からの商品のダブつきで価格が下落。
いきなり価格が数十倍近くに跳ね上がり、あっという間に元に戻る。

テレビのようなマスメディアは万人が見ています。
「マスク不足」を多くの人が感じ行動を起こし、それに反応した企業がマスクを生産する。
間違った行動ではありませんが、その過程で価格が数十倍になることは正解だったかを考えてみましょう。

焦りからの需給バランスの崩れは「異常な価格」を作ります。
異常価格をつかまない冷静さを常に持ちたいものです。
皆が騒いでいるときにそれは起こりやすいという事を覚えておくとよいでしょう。

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