【2020年12月26日号】チキン

「チキン!」と言われたらいい気分はしないもの。
アメリカでは臆病者の意味で使われている。
落ち着きがなくおどおどしている。
そんなイメージがあるらしい。

それなのに良く食べる。
フライドチキンにグリルドチキン、チキンナゲットなどなど。
牛や豚よりヘルシーだと思われている? 本当なの? 
食べる部位で随分違うもの。
鶏のささみはヘルシーの代表部位。
脂質が少なく高タンパク。
モモよりムネは脂質が少なめ。
でも皮付きだと脂質は増えます。
ってことは手羽は皮ごと食べるので脂質が結構多め。

鶏を一羽丸ごと炙り焼き、ローストチキンはアメリカではスーパーで普通に売っている。
皮はパリパリ身はあっさり。
脂質が少なく意外にヘルシーなのかも。
若鶏だから小ぶり。600gほどで約500円。
大人二人で十分なほど。
残念ながら日本でなかなか見かけない。

鶏の丸焼きで思い浮かぶのはターキー。
鶏は鶏でも七面鳥。
ニワトリの約4倍の大きさ。
こちらは脂質が少なく高タンパク。
イギリスからアメリカに渡ってきた移民が先住民に感謝した11月末のサンクスギビング、感謝祭。
先住民が食べていたターキーを食べるきっかけになったとか。

ローストチキンと言えば日本ではなぜだかクリスマスが思い浮かぶ。
理由は諸説あって闇の中。
だったら提案です。
江戸時代にはペットだった鶏。
そんな名のあった鶏たちに感謝する日本風の感謝祭もアリかもです。

 

 

151223-文教広報誌BP顔写真

笠岡誠一(かさおか・せいいち)

1967年、広島県生まれ。
文教大学健康栄養学部教授。
管理栄養士。
食品栄養学修士(東京農業大学)。
博士(農学)(愛媛大学)。

山之内製薬(現・アステラス製薬)健康科学研究所研究員、アメリカ国立衛生研究所(NIH)客員研究員を経て現職。専門分野は栄養学、食品化学。レジスタントスターチに早くから注目し、レジスタントスターチを増やした「ハイレジ食」の開発なども行う。小説「きみのハラール、ぼくのハラール」や映画制作「CHO-KATSU」など、多分野で活躍中。

 

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。