青銅鳥居「江嶋大明神」の制作者は
【2025年2月25日号】平成26年(2014)夏、江島神社の青銅鳥居にかかる「江嶋大明神」の扁(へん)額が修復されました。その際に扁額裏面に次の刻字が確認され、藤沢市郷土歴史課に報告されています。「昭和九年四月改修 社司 相原直八郎。正五位勲五等 水谷銕也 謹作他」と記されています。
江島神社「青銅の鳥居」の見どころ
【2025年2月8日号】浮世絵「冨士三十六景 相模江之島入口」は歌川広重作です。江島神社の青銅の鳥居の奥に富士山が描かれていて、実際にはありえない構図ですが広重は「江の島と富士山」のセットの画面構成を優先して見る側を楽しませてくれています。青銅の鳥居の見どころを紹介します。
浮世絵の“江島神社”と“遊行寺”
【2025年1月25日号】遊行寺惣門前に架かる大鋸橋(現・遊行寺橋)の傍らには、明治初頭まで江島神社の“一の鳥居”が建てられていました。歌川広重作の浮世絵“東海道五拾三次内藤沢”にも描かれています。この鳥居が江島神社へ参詣する江の島道の起点でした。
遊行寺(藤沢市)は徳川家と深い縁が
【2025年1月11日号】東海道藤沢宿の古刹(こさつ)・遊行寺は徳川家と深い縁があります。徳川家康は江戸に拠点をおいた直後に遊行寺へ百石の寺領を寄進し、また幕府は歴代遊行上人に対して馬五十疋(ひき)という伝馬朱印状を与え、遊行寺との関わりを深めます。本堂裏手に鎮座する宇賀神社を「御先祖徳阿弥公」建立の祖廟と位置付けています。
仮粧坂(化粧坂/鎌倉市)は国指定史跡です
【2024年12月7日号】鶴岡八幡宮前から窟(いわや)小路を進み寿福寺前で右折する武蔵大路は、仮粧坂(けわいざか)を通り、梶原を経て藤沢に向かいます。
鎌倉十井“六角ノ井”の伝説
【2024年10月26日号】材木座と小坪の境にある“六角ノ井”は鎌倉十井の一つ。井戸の外形は四角で現在はシートで覆われています。中は石が組まれて八角形で小坪側に二角、六角が鎌倉側にあるため六角ノ井と呼ばれます。










