【2024年12月21日号〜家計簿コーチングより】
年末年始は、クリスマスやお正月などのイベントや帰省代など毎年出費がかさみます。
このような突発的な支出をどうやって管理したらよいでしょうか?
家計管理の肝は特別費の管理。計画表を作って準備しましょう
年末年始はイベントも多く、支出が膨らみがちというご相談はとても多いです。
ご家庭にもよりますが、この時季は毎月の支出の他に、次のような支出がありますね。
・ふるさと納税
・帰省費
・冬休みレジャー費
・忘年会費
・新年会費
・クリスマス費
・お歳暮
・お正月準備費
・お年玉
このような特別な支出「特別費」を前もって準備していくことが家計管理の肝となります。特別費に関しては、毎月の支払いではないが固定資産税のような支払いのタイミングが確定しているものと、家電の買い替えや冠婚葬祭費のような突発的に支出が必要なものに分かれます。
今回テーマとなっている年末年始のイベント費用などは、前もってある程度支出の予測が立てられますね。
そこで、まずは、毎月の支出のほかに出ていく特別費がいつのタイミングでいくら必要なのか予算を踏まえた計画表を作ってみましょう。
支払いのタイミングが分かっていれば、支払い時期までに積み立てをするなどして計画的に準備をしていくことができます。
そのほか、家電の買い替え費用などの突発的な支出用として「年間の予備費」も準備しておくと安心です。
家電の買い替え時期などを予測しながら準備してほしいのですが、目安は月の生活費1〜2カ月分です。
特別費の準備方法は、計画表をもとに支払いタイミングまでに毎月積み立てをするほか、ボーナスがある方は、そこから用意するのも一つの策です。
必要な時にお金を出し入れしやすい口座に「特別費専用口座」を作っておくとさらに管理しやすいです。
年末に次の年の特別費計画表を作ることで、計画的に家計管理を行うことができます。ぜひこの機会に作ってみてくださいね。
特別費計画表
https://ameblo.jp/kakeicoach/entry-12876512942.html
秋山 友美
・ファイナンシャル・プランナー
・「家計コーチ」代表
・CFP(R)(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
藤沢市に開設した「湘南おかねの相談室」を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチなどを行い、ライフプラン・住宅取得・資産運用などの講師としても活動中。
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