【2026年5月16日号~家計簿コーチングより】
友人たちが頻繁に家族で旅行に行くのを見てうらやましく感じます。
でも子どもの教育費の準備なども気になり、旅行にお金を使うことに不安があります。
子どもと過ごせる大切な時間、将来の安心を守りながら今も大切に
こうしたお悩みは、相談の場で多く寄せられます。
子育て世代は「今の楽しみ」と「将来への備え」の間で悩みやすい時期ですね。
ただ、お伝えしたいのは、子どもと過ごせる時間は、思っている以上に限られているということ。
特に子どもがまだ小さい時期は、家族の思い出としての価値も大きいものです。
とはいえ、無計画にお金を使うのは不安が残ります。
■レジャー費を予算化しておきましょう
そこで大切なのが「旅行予算をあらかじめ決めておくこと」です。
例えば、年間の手取り収入の1〜3%程度を目安にレジャー費を確保し、その範囲で計画を立てるなど、教育費の貯蓄状況を見ながら予算を決めてください。
教育費の準備が計画どおりに進んでいる場合には、3〜5%へと段階的に広げていくこともできるでしょう。
また、「月々の定額積み立て」を取り入れることも検討してみてください。
まとまった出費を平準化できるため、ボーナスを切り崩したり、貯金を取り崩したりする罪悪感がなくなります。
「既に準備してあるお金」として自信を持って使えるようになることで、旅行の満足度もぐっと高まるはずです。
■費用負担を抑える工夫を
加えて、工夫次第で費用の負担は大きく変わります。
例えば、オフシーズンを選んだり、早割やセール、旅行予約サイトのキャンペーンなどを活用したり、移動と宿泊のパッケージを比較したりすれば費用を抑えることができます。
日常の支払いでマイルや鉄道会社のポイントをコツコツとためて旅行に充てるのも有効ですね。
また、お勤め先の福利厚生の宿泊補助なども含め、使える制度がないか、一度確認してみましょう。
資産運用をしている人は、運用益の一部を旅行費に充てるという考え方もあります。
利益が出た年に一部を使うといったルールにすれば、元本を崩さず将来への備えと両立できます。
お金は「貯める」だけでなく「どう使うか」も大切です。
将来への安心を守りながら、今しかできない家族の時間も、ぜひ大切にしてください。
秋山 友美
・ファイナンシャル・プランナー
・「家計コーチ」代表
・CFP(R)(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
藤沢市に開設した「湘南おかねの相談室」を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチなどを行い、ライフプラン・住宅取得・資産運用などの講師としても活動中。
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