海とサンゴへのリスペクトを! 大切なものを守るために
湘南ライフを楽しみたくて移住してきたのは30歳の時。「サーフィンは楽しかったけど、当時はまだ海底で起こっていることに気づけなかった…」とRomiさん。
そんな彼女に変化が訪れたのは2016年。シュノーケリングで訪れた宮古島、海底の青さに包まれながら見た景色。
「まるで竜宮城かと錯覚するほど、カラフルなサンゴや魚がたくさん! 目の前に広がる光景に完全に魅了され、感動的な出来事でした」と。
それと同時に自分が使用した日焼け止めの成分が、サンゴに悪影響があると知り愕然(がくぜん)。海に優しい日焼け止めを探し、ようやく納得のいく物を見つけた。そして昨年起こったサンゴの白化現象をきっかけに水面下で起きている事をどうしても陸にいる人たちに伝えたくて、映画を製作。
「サンゴは南の島の生き物と思いがちですが、葉山や東京湾、伊豆など身近な場所にも生息しています。海の生き物の25%がサンゴ礁に依存しながら生きていて、もしサンゴ礁が全滅したら、さまざまな海の生き物にも悪影響が」とRomiさん。
彼女にとってのサンゴとは? 海底であるがままの姿や環境を受け入れ、たくさんの生命を支える偉大な存在。ぶれない強さが憧れです! そう答える彼女にもサンゴと同じ強さを感じたはな子でした。
子供たちにサンゴのことをもっと好きになってもらえたらと、子供向けの絵本ムービー「サンゴのウルとさかなのパティ」を現在制作中!
Little Hands Hawaii日本総代理店 坂井 啓美(Romi)さん
横浜生まれ、8年前に移住し湘南在住。2021年からLittle Hands Hawaiiの日本総代理店に。昨年サンゴの白化現象をきっかけに海洋ドキュメンタリー映画“Coral Bleaching~サンゴの白化現象を追って~”を製作。
詳細は、Instagram⇒@sealife_romiで。