生活ごみを減らす意識を! 自分にできる事からスタート
初のユニット取材にドキドキ。田中さんが店長を務める由比ガ浜にある「すきま鎌倉」(小さな図書室)で取材。そこにはまだ22歳と26歳という若さのかわいいお二人が。
海のある街で育ち、それぞれ幼い頃から遊んだり、部活の練習をしたり、海は彼女たちには欠かせない、境界線のない自由な居場所だったそう。高校生の時SDGsが発足し、それを周りに広めようと思った田中さんが2019年に「BENIRINGO」を始動。その翌年出会った阿部さんと本格的に地球環境問題に取り組み始めた。現在では茅ヶ崎の相模川の河口クリーンや、その現状を小中学校や高校で訪問授業をして、環境について伝えている。
「河口は川と海からごみが合流する場所。生活ごみがほとんどでタイヤや靴、布団などあらゆる生活ごみが想像以上の量で漂着します。1時間で450㎏のごみを25名で集めたことも。流れつく量を減らすには出す量を減らすしかない! 日常生活でごみを減らすこと、分別すること、この2点を伝えるためさまざまな活動をしています。まずは自分の目で見て感じてほしいです」と二人は話す。
自分の足元、手の届く場所に課題はたくさんあると考える二人。世の中に疑問はあるけど、「自分に何ができるのか?と考えることが大切!」と学んだはな子なのでした。
河口クリーンは毎月第3土曜または日曜に実施。そして二人の熱い思いを詰め込んだフリーペーパーBENIRINGO VOL.7は年内には発行予定です
地球過保護プロダクション BENIRINGO 田中藍奈さん 阿部汐里さん
茅ヶ崎生まれの田中さんと、辻堂生まれの阿部さんが出会い、二人で本格的にBENIRINGOを始動。河口クリーンや訪問授業、フリーペーパー発行など意欲的に活動中。10月から茅ヶ崎FMで毎週火曜にパーソナリティーを担当。詳細はInstagram⇒@beniringo.chikyu