本連載も区切りの50回目を迎えました！ このめで“たい”タイミングで、めで“たい”魚の代表、真の鯛、マダイを紹介します。
昔からお祝いごとには欠かせない魚で、日本の魚の王様といっても良いでしょう。
似たように体高が高い魚は、マダイにあやかって「～タイ（ダイ）」と名付けられることが多く、王様の面目躍如といったところでしょう。
ところが、養殖が盛んなマダイは、近年値段がお手頃になっていて、「あやかりタイ（ダイ）」の中には、アマダイやキンメダイのように、本家よりも高価な魚が増えてきています。
ところで、みなさんは「鯛の鯛」をご存知でしょうか。胸びれの付け根にある骨（肩甲骨と烏口＜うこう＞骨がつながった状態のもの）で、何とも不思議な面白い形をしています。
お求めやすくなった魚の王様マダイ。感謝の気持ちでいただいて、「鯛の鯛」を探してみてください。
（新江ノ島水族館 館長 崎山 直夫）
新江ノ島水族館
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藤沢市片瀬海岸2-19-1
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