鎌倉ガイド協会11月の史跡めぐりを紹介。
地獄の十王の居並ぶ円応寺から五山一位の建長寺を参拝。
鎌倉湖畔の紅葉狩り後、称名寺拝観。
詳細は同協会HPへ。
(笑風亭かん治)
閻魔大王ほかの地獄の十王像を祀る
彼らは地獄の裁判官です。
人は死ぬと天上、人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄の六道のいずれかへ。
それは生前の行いで決定し7日毎(ごと)に裁きます。
初七日の秦広王は書類審査を。
二七日の初江王は、三途の川を善人には浅瀬を、悪人には深瀬を渡らせ、お金持ちは六文銭を支払い船に乗ります。
“地獄の沙汰も…”ですね?
建長寺法堂(はっとう)の雲龍図
「雲龍図」は創建750年記念事業の一環として小泉淳作画伯が描きました。
画伯は同時期に京都建仁寺の「双龍図」も描いています。
先に建長寺の龍を描き始めましたので、後で描き始めた建仁寺の龍
を同じにしないで、二龍にしました。
日本で初めて禅の専門道場として創建の建長寺は一龍(流)です。
極楽浄土の称名寺
もとは弘法大師が開いた今泉不動で、江戸時代に浄土系の称名寺に。
本尊は阿弥陀三尊で二十五菩薩と一緒になり、最終的には雲に乗って来て楽器を持ち来迎するので、死とはハイキングを楽しむようなものかも。
落語風には簡単にあの世に行って極楽往生できる方法があります。
数字を5つ数えるだけです。
1・2・3・4・5(死後)。
かん治さん
「鎌倉検定は1級で
お酒は2級を飲んでいまして、
プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」
がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。
鎌倉ガイド協会
http://www.kcn-net.org/guide/